AIツールって、最近ホントに増えましたよね。
特にライターやブロガーにとって、記事作成を効率化できるAIは注目の的。
中でも話題に上がりやすいのが「Claude」と「ChatGPT」です。
でも、名前は聞いたことあっても、実際にどっちを選べばいいかって悩むんですよね。私も最初はそうでした。
そこで今回は、自分の体験談を交えながら、ブログ記事作成においてどちらがどんな場面で使えるのかを、しっかり掘り下げてご紹介していきます。
ClaudeとChatGPTの違いとは?
この2つのAI、どちらも「すごく賢い」というイメージがありますが、実はけっこう性格が違うんです。
最初に言っておくと、どちらも自然言語処理AIで、使い方は似ています。
でも、使っていくと「あ、雰囲気違うな」ってすぐに感じました。
Claudeは“お堅め”で丁寧な印象
ClaudeはAnthropic社が開発したAIで、「安全性」や「倫理性」にかなり重きを置いているようです。
そのためか、全体的に慎重で丁寧な文体が特徴的でした。
たとえば、「〇〇は違法ですか?」という質問をすると、ChatGPTよりもかなり言葉を選んで答えてくる感じがします。
ブログにおいても、情報の正確性や構成の整然さが求められるような記事には向いてると感じました。
あと、ちょっと“気を遣う優等生タイプ”って印象もあります。
変な言い回しやリスクのある表現を避けるように設計されてるんでしょうね。
ChatGPTはフレンドリーでテンポがいい
ChatGPTはOpenAIのプロダクトで、2022年に公開されてから爆発的に広がりました。
私も初めて触ったときは、そのテンポの良さと柔らかい雰囲気に驚きました。
特にブログ用途では、口語調やくだけた表現がとても自然。
ちょっと砕けた文章でも違和感なくまとめてくれるので、個人ブログやレビュー記事にはかなり使えるな〜と実感しました。
あと、質問に対するレスポンスが早くて、リズムよくやりとりできるのもポイント。
まるで相談相手がすぐ隣にいるかのような感覚です。
ブログ記事作成におけるClaudeの強みと弱み
さて、実際にブログを書くとなったとき、Claudeにはどんな強みがあるのか。
そして逆に、注意すべきポイントはあるのか。私なりの視点で掘り下げていきます。
構成がきれいで読みやすい文章になる
Claudeの最大の長所は、文章の「流れ」がとても自然なところだと思っています。
序論→本論→結論、というように筋道立てて情報を並べるのが得意なので、記事全体が整って見えるんです。
特に、専門的なトピックや、情報量が多いテーマに挑むときには、この構成力が活きてきます。
たとえば「AIの倫理問題」とか「仮想通貨の仕組み」みたいな話題ですね。
書き手としても、「この段落、どうやって繋ごうかな…」と悩む時間が減るので、サクサク進められました。
無難な表現が多くて、個性を出すには工夫が必要
ただし、逆にいうと、文章がちょっと無難にまとまりすぎる傾向もあります。
ブログって、書き手の“クセ”とか“声”みたいなものが出てる方が面白いですよね。
でもClaudeだけで書くと、それが薄くなりがちなんです。
これは私が何本か記事を書いて気づいたことですが、表現がどこか教科書的になっちゃうこともありました。
なので、Claudeで骨組みを作って、仕上げで自分の言葉を重ねていくのが相性いいかもしれません。
ChatGPTでブログを書くときの魅力と注意点
次に、ChatGPTの強みと弱みについてもリアルに掘っていきます。
自然な口調と“引き込む力”が魅力的
ChatGPTはほんと、雑談してる感覚で記事が書けます。
しかもその雑談が、読み手にとっても心地よいテンポで届くというのが魅力。
実際に私が「旅行体験記」みたいな記事をChatGPTと一緒に書いたとき、会話っぽい文が多くなって、結果として読者の滞在時間が伸びたことがありました。
ちょっとした例え話や、表現のやわらかさがスッと読みやすくしてくれるんですよね。
あと、SEO対策でキーワードを自然に散りばめるのも得意なので、検索にも強い記事に仕上がりやすいです。
書きすぎる傾向があるので、取捨選択は必要
一方で、ChatGPTには“しゃべりすぎる”クセもあります。
たとえば、「この部分は要点だけでいいんだけどな…」と思っても、情報を盛り込みすぎてしまう場面があるんです。
それに、ちょっと話が脱線しやすいところもあるので、まとめ役としての自分の編集力が求められるかもしれません。
なので、書き出しやまとめの部分はChatGPTに任せつつ、中盤のボリュームや方向性は自分でコントロールするのがベストかなと感じています。
ClaudeとChatGPT:ブログ記事を書くならどちらがおすすめ?
ここまでClaudeとChatGPTの違いをいろいろ見てきましたが、やっぱり最後に気になるのは「じゃあどっちを選べばいいの?」ってところですよね。
私の結論はズバリ、「記事の内容や目的によって、使い分けるのがベスト」です。
どちらか一方に決め打ちするのではなく、用途ごとに選ぶことで、どちらのAIも最大限活かせると思っています。
では具体的にどんな記事に向いているのか?実体験も交えながら、もう少し詳しくお話ししていきます。
情報系・専門性の高い内容ならClaudeが信頼できる
まず、専門的な知識や正確な情報が求められるジャンル――たとえば「医療」「法律」「税金」「金融」などについて書くなら、私は迷わずClaudeを選びます。
というのも、Claudeは論理構成がきれいで、根拠や前提条件をしっかり説明してくれるからです。
たとえば医療系の記事なら、「この症状はこういった原因が考えられますが、診断は医師に相談を」といった慎重で誤解の少ない言い回しをしてくれます。
実際、私が「副業の確定申告」についての記事を書いたとき、Claudeは税務関連のルールや例外処理についても、丁寧に補足してくれました。
しかも、曖昧な部分には「2025年時点の情報であり、変更の可能性もあります」といったリスクに配慮した表現もちゃんと盛り込んでくれるんです。
誤情報や表現ミスが大きなリスクになるジャンルでは、Claudeのような慎重なタイプが心強い相棒になってくれます。
ChatGPTは“共感系”の記事で本領発揮!
一方で、商品レビューや旅行記、日記系の記事など、「自分の感情や体験」を軸にしたブログを書くときは、私は断然ChatGPT派です。
ChatGPTは何より文章が柔らかくてフレンドリー。
言葉のリズムや温度感が人間にすごく近いんですよね。
まるで“おしゃべりの延長線上”みたいな文体なので、共感されやすい記事になりやすいんです。
たとえば、以前「お気に入りのカフェを紹介する記事」をChatGPTと一緒に書いたとき、文章全体がとにかくナチュラルで親しみやすい。
「このカフェ、ほんとに落ち着くんですよ〜。あと、スコーンが神!」みたいな感じで(笑)、いい意味で“ゆるさ”が出るんです。
さらに、ChatGPTは表現のバリエーションが豊富なので、「かわいい」「おしゃれ」「癒される」といった感覚的なワードをたくさん提案してくれるのも魅力です。
レビュー系のライティングでは、言い換え表現ってほんとに重宝します。
複雑なテーマ+主観を入れたいときは“合わせ技”もあり
実は、どちらも優れているからこそ「両方使う」という選択肢もおすすめです。
私がよくやっているのは、
- Claudeで全体構成とファクトベースの下地作り
- ChatGPTで表現を柔らかく整える
という“合わせ技”。
たとえば「保険の選び方+自分の体験談」という記事の場合、保険の制度説明はClaudeに任せて、そのあとにChatGPTで「自分が保険選びで迷ったポイント」を自然な語り口で肉付けする――みたいな感じです。
この方法だと、
- 情報の正確さ
- 論理構成の整合性
- 文章の親しみやすさ
全部をバランスよく保てるので、読み手にも伝わりやすい記事に仕上がります。
こんなふうに使い分けてます(私の具体例)
最後に、私が実際にどんなふうに使い分けているのか、簡単にまとめてみますね。
記事のジャンル | 使うAI | 理由 |
確定申告のやり方 | Claude | 制度の説明が丁寧で、表現も慎重で安心 |
おすすめのドラマ10選 | ChatGPT | 語り口が軽快でテンポよく、主観も入れやすい |
スタートアップの成功事例 | Claude+ChatGPT | 情報部分をClaudeで、感想や考察をChatGPTで |
旅レポ(京都カフェ巡り) | ChatGPT | 写真に合わせた表現を自然に引き出せる |
AI活用ガイド | Claude | 複雑な概念も噛み砕いて説明してくれる |
こうやって書き分けていると、自分の中でもだんだんと「このテーマならあっちの方がいいな」って直感的に判断できるようになります。
まとめ
AIが進化してきて、「人間の代わりになるの?」なんて話もよく聞きます。
でも私は、AIは“人間の相棒”になる存在だと思ってます。
ブログを書くって、時には楽しくて、時には悩みも多い作業ですよね。
アイデアが浮かばない日もあるし、時間が足りないこともある。
そんなとき、AIが隣でちょっと手を貸してくれるだけで、ものすごく助かるんです。
ClaudeとChatGPT、どちらも素晴らしいツールです。
でも、「道具」なので、結局は使う人次第。
自分の文章スタイルや、届けたい読者像に合わせて選べば、もっとブログを書くのが楽しくなるはずです。
どっちかに決めきれない人は、両方使ってみてください。
私も最初はそうでした。
そして、今では「今日はClaudeの日」「今日はChatGPTとやるか」と、その日の気分やタスクで使い分けています。
AIと一緒に書くブログ。これは、ほんとに新しい時代の創作スタイルかもしれませんね。
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