ネットを使って情報発信したいと考えたとき、「ブログ」と「ホームページ」って、どう違うんだろう?と迷ったことはありませんか?
実は私自身、初めてネットに自分の情報を載せようと思ったとき、どっちがいいのか全然わからなくて、かなり調べまくりました。
今回はそのときの経験も踏まえて、ブログとホームページの違いや、それぞれの特徴、どんな人に向いているのかなどを、できるだけわかりやすくお話していきます。
ブログとホームページの目的の違い
最初に混乱しがちなのが、「ブログもホームページの一部なんじゃないの?」という疑問。
でも、実際には役割や使い方がけっこう違います。
ブログは“更新していく”のが前提
私がブログを始めたときに感じたのは、「とにかく書いてアップするだけで、どんどん情報を出せる」という気軽さです。
日々の出来事や、自分が体験したこと、気づいたことを少しずつ追加していけるのが、ブログの魅力だと思います。
たとえば商品レビューとか、旅行記、料理レシピなんかもブログ向きですよね。
コンテンツが時系列で並ぶ形式なので、読者としても「新しい記事から読む」流れが自然。
逆にいうと、古い記事はどんどん埋もれていってしまう傾向もあるので、情報を整理するにはちょっと工夫が必要です。
ホームページは“情報をまとめて整理する”場所
一方でホームページというと、企業やお店の公式サイトのイメージが強いかもしれません。
実際に作ってみるとわかるのですが、「サービス紹介」「アクセス」「お問い合わせ」など、必要な情報を決まったページにまとめて整理するのが基本のスタイルです。
更新頻度はそんなに高くなくてもよくて、訪問者に必要な情報をすぐに見てもらうための構成を意識します。
どちらかというとパンフレットとか案内板のような位置づけでしょうか。
なので、初めてアクセスした人にとっても迷わず必要なページにたどりつけるように設計するのが重要になってきます。
ブログとホームページ向いている人や使い方
実際に使ってみると、それぞれに向き・不向きがあるなと実感します。
誰でも両方使ってもいいんですが、自分の目的に合った方を選べると無駄がなくて済みます。
ブログは個人やスモールビジネスにぴったり
自分の考えを発信したい、趣味を共有したい、あるいは小さなサービスを紹介したいという人にとって、ブログの自由度はすごく魅力的です。
私も副業を始めたばかりのときは、まずはブログからスタートしました。
無料で始められるサービスも多いので、ハードルが低くて入りやすいんですよね。
そして、SNSと連携してアクセスを増やしたり、コメントで読者と交流したりするのも楽しい部分です。
ただ、自由すぎて逆に「どう整理すれば見やすくなるか」で悩むこともありました。
ホームページは信頼感を出したい人向け
逆に、しっかりした印象を持ってもらいたいときには、ホームページのほうが断然向いていると感じます。
たとえば会社の紹介やスクールの案内、病院や士業などの情報提供など。
訪れた人が「ちゃんとしてそう」と思えるかどうかって、デザインや情報の整い方に大きく左右されるんですよね。
見せたい情報が決まっているなら、ブログよりも整理されたホームページのほうが伝わりやすいです。
私の知人で美容サロンを始めた人も、ブログではなく最初からホームページを作っていました。
その方が問い合わせが増えたらしく、やっぱり信頼って大事なんだなと改めて思いました。
ブログとホームページ、両方活用するのが理想
ここまで読んで、「どっちがいいんだろう…」と悩んでしまったかもしれません。
でも実は、両方うまく使うという選択肢もあります。
ブログをホームページの一部に組み込む
たとえば企業サイトやサービス紹介ページの中に「ブログ」コーナーを設けることで、最新情報を発信しつつ、全体の構成はしっかり整えておくという方法もあります。
私の仕事仲間でこのスタイルをとっている人がいて、検索にも強く、更新のたびにアクセスが増えていると話していました。
実際、Google検索って「更新が多いサイト」を評価しやすい傾向があるので、ブログを活用することでSEO的にも効果がある場合があるんです。
私もメインのホームページを持っているのですが、ブログ部分を更新すると、トップページのアクセスもつられて伸びることがよくあります。
それぞれの良さを引き出して使い分ける
もちろん、全部を1つにまとめなくても、用途によって分けるのもありです。
たとえばホームページはサービス案内に特化、ブログは日々の活動記録やお知らせ、というふうに。最終的には「何をどう伝えたいか」で判断するのがベストだと感じます。
あれこれ迷ったときは、「自分が見る側だったらどう感じるか」を想像してみるといいかもしれません。
情報がまとまっていて読みやすいか、興味が持てるか、更新されている安心感があるか……そのあたりを考えながら、自分のスタイルを探してみてください。
最新のサービスやトレンドも取り入れてみよう
最近では、ブログやホームページを簡単に作れるサービスも増えてきています。
たとえば「Wix」や「STUDIO」は、デザインテンプレートが豊富で、直感的に操作できるのが魅力。HTMLやCSSの知識がなくても、それなりに見栄えのいいページが作れるので、初心者にも人気です。
また、文章を中心にした発信をしたい人には「note」もおすすめ。
シンプルな構成で誰でも始めやすく、読者との距離も近く感じられます。
副業や趣味の発信にも向いていますし、有料記事でマネタイズもできるのが特徴です。
選択肢が増えてきている今こそ、自分に合ったツールを選ぶことが大切。
最初から完璧を目指さず、少しずつ慣れていくつもりで試してみるのが成功のコツです。
ブログとホームページ実際に使ってみて感じた使いやすさ
やっぱり実際に触ってみないとわからないことって多いですよね。
私も最初は「とりあえずWordPressでブログ始めてみよう」という感じでしたが、使っていくうちにそれぞれの特性がじわじわ見えてきました。
ブログは更新が気軽で始めやすい
ブログは更新のハードルが低いです。何かを書きたいと思ったときにすぐ投稿できるし、後から編集するのも簡単です。
スマホからでもサクッと更新できるので、続けやすいなと感じました。
また、SNSとの連携もしやすくて、書いた記事をすぐシェアできるのも便利な点です。
ちょっとしたつぶやきをもう少し掘り下げて記事にしてみたり、読者の反応から新しいテーマが見つかったりと、発信が循環するような面白さがあります。
ホームページは設計に時間がかかるけど安定感がある
一方で、ホームページは「最初の作り込み」がちょっと大変でした。
ページ構成を考えて、デザインも決めて、必要な情報をきっちり用意して…。
正直、初めてだと戸惑うことも多いかもしれません。
でも一度作ってしまえば、あとはあまり更新しなくても大丈夫。
むしろ更新が頻繁すぎると逆に見づらくなってしまうので、必要なときに必要な修正を加える、というスタイルになります。
しっかり設計しておけば、長く使えるのは大きなメリットです。
まとめ
ブログもホームページも、それぞれに役割があり、得意分野が違います。
どちらか一方に決める必要はありません。
大切なのは「誰に、何を伝えたいか」。
そこを明確にすれば、自然とどちらを使うべきかが見えてくるはずです。
私自身、最初はブログだけでしたが、途中からホームページも作ることで、発信の幅がぐっと広がりました。
それぞれの特性を活かしながら、無理なく続けられる方法を選ぶのが一番だと思います。
そして、途中で方向転換してもいいんです。
最初にブログを始めて、あとからホームページを作るでもいいし、逆でもかまいません。
大事なのは、続けること。
そして、自分の言葉でしっかり伝えること。それが一番伝わる近道なんじゃないかなと思います。
時代や目的に合わせて形を変えながら、自分の情報発信の場を育てていくこと。
ブログもホームページも、そうやって“育てるメディア”なんだと思えば、より愛着を持って続けられるのではないでしょうか。
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