ブログを続けていくうちに、ふと手が止まってしまう瞬間があります。
頭の中が真っ白になって、何を書けばいいのかまったく思い浮かばない日。
そんなとき、私は「またこの壁か…」と苦笑いしながら、ある方法に頼るようになりました。
その方法こそが、ChatGPTを使った“毎日ネタ出し”の裏ワザです。
ありきたりなキーワード探しではなく、ちょっとした工夫で、ChatGPTにアイディアをどんどん引き出してもらえるテクニック。
今回は、私が実際に試して「これ、本当に神ツールだな」と感じたChatGPTの使い方を紹介していきます。
ブログ副業で書き続けたい方、収益化の一歩を進めたい方にこそ知ってほしい内容です。










ChatGPTが副業ブログのネタ切れに効く理由



どれだけ経験を積んでも、ネタ切れはつきものです。
たとえば、私が副業ブログを始めた当初。
初月こそモチベーションも高く、ジャンルも決まっていたので、記事を書く手も軽快でした。
でも、3ヶ月目に入った頃から「もう書くことがない」と思うように。
日常の中からテーマを探すことにも疲れてしまって、下書きフォルダがどんどん白紙で埋まっていったのを覚えています。
そんなとき、「AIでブログネタを出せる」と聞いて、軽い気持ちでChatGPTを試しました。
最初は正直、期待していなかったんです。
でも、ある程度の指示を与えてみたら、予想以上のアイディア量。
しかも、ありきたりじゃない。
実体験に紐づけやすいテーマや、検索ニーズのありそうな問いかけまで提案してくれる。
この時点で「ChatGPTって、ただの文章生成ツールじゃないんだな」と考えが変わりました。
ChatGPTにブログネタを出してもらうコツ



ただ「ブログネタをください」と聞いただけでは、思ったような答えが返ってこないこともあります。
ChatGPTを本当に“使える相棒”にするには、コツが必要です。
漠然とした質問では精度が落ちる
たとえば、ChatGPTに「副業ブログのネタを教えて」とだけ聞いてしまうと、抽象的な答えや一般的すぎるテーマばかりが返ってきます。
試しに、「副業ブログのネタを10個ください」と投げかけたときには、
- 時間管理のコツ
- おすすめの副業アプリ
- 在宅ワークの始め方
- メルカリで稼ぐ方法
- ブログ運営のメリット
といった具合に、ありきたりで深掘りしにくいものが多くなってしまいました。
もちろん悪くはないのですが、「他と差別化できる切り口がほしい」と思っている人には少し物足りないかもしれません。
背景と視点を伝えると、返答が激変する
そこで大事になってくるのが、ChatGPTへの“話しかけ方”です。
私がよく使うのはこんな文です。
「30代の子育て中の主婦が、ポイ活や日常生活をテーマにした副業ブログを運営しています。
3ヶ月以上続けていますが、ネタ切れを感じています。
SNSや日常の出来事をもとに書けるブログ記事のネタを10個提案してください。」
こう伝えるだけで、返ってくる内容がガラッと変わります。たとえば、
- 子育て中に試したポイ活アプリのレビュー
- 朝の時短ルーティンと副業の両立方法
- 育児SNSでよく見かける副業のリアル
- スキマ時間にできる「ながら副業」の実例
など、「あ、これ書けるかも」と思えるような、現実に即したネタがどんどん出てくるのです。
ChatGPTは“背景を理解して会話するAI”なので、相手(AI)に語りかけるような文章を意識すると、より“使える回答”が返ってきます。
直近の記事とのつながりを意識する
さらに効果的だったのが、「昨日どんな記事を書いたか」を伝えることです。
たとえば、
「昨日は楽天ポイントの貯め方について書きました。今日はもう少し実践的なポイ活テクニックを探しています。初心者でも取り組みやすい内容にしたいです。」
このようにChatGPTに“つながり”を意識させると、連続性のあるテーマが提案されやすくなります。
結果的に、シリーズ記事や内部リンクも作りやすくなるという副産物も得られます。
ChatGPTを“ネタ帳”に変える応用テクニック
ChatGPTは質問の仕方ひとつで、ただのツールにも、最強の編集者にも変わります。
私は今、ほぼ毎日ChatGPTを“ネタ帳”として活用しています。
質問に“目的”を含めて伝える
「何について書きたいのか」だけでなく、「なぜそのテーマを探しているのか」まで含めると、返ってくるアイディアに説得力が出てきます。
たとえば、こんな聞き方をすることもあります。
「副業初心者が検索しやすく、なおかつ日常に役立つ内容をブログ記事にしたいです。最近のニュースやトレンドを参考に、5つほどネタを提案してください。」
すると、時事性と実用性をかけ合わせた提案が返ってきます。
これは、ChatGPTに“答えるべき方向性”を明確に提示しているからです。
逆に、目的を省いてしまうと、「なんでこれを勧めてきたの?」と疑問に思うようなネタも混じってしまいます。
SNSやニュースを参照したネタ出しも可能
ChatGPTはリアルタイムのネット情報に直接はアクセスできないものの、「過去のデータをもとにトレンドっぽい提案」をしてくれます。
私は以下のような問いを定番にしています。
「Instagramのリールで流行っているハッシュタグを参考に、副業ブログ向けのネタを提案してください。」
あるいは、
「最近話題になった節約系ニュースからブログテーマに使える切り口を教えてください。」
これだけで、「SNSトレンドを取り入れたブログ」「検索ニーズのある時事ネタ」の両方をキャッチできるようになります。
少し工夫するだけで、ChatGPTは“話題の先取り役”に早変わりするんです。
ひとつのネタを深掘りしてもらう
これは私の中で一番活用しているテクニックです。
ChatGPTにテーマを出してもらったあと、さらにこう尋ねます。
「このテーマを、読者にとって目新しい切り口で掘り下げるにはどうすればいいですか?」
たとえば、「ポイ活アプリ比較」というネタが出たときに、
「そのテーマで、30代主婦が信頼できる記事に見せる構成は?」と聞いたことがあります。
返ってきたのは、
- 導入:日常の中で感じるポイ活の必要性
- 中盤:よく使われているアプリの特徴と口コミ
- 終盤:実際に試したアプリの比較と感想
という構成案でした。
「信頼できる雰囲気を出したいなら、自分のスクショやアプリの画面を使いましょう」といったアドバイスまでついてきて驚いたのを覚えています。
ここまで来ると、もう“アイディアをもらうだけ”ではなく、“一緒に企画を詰めている感覚”になります。
書き出しや見出し案も出してもらう
さらに踏み込んで、「このネタで導入文を書いてみて」とお願いすると、記事の書き出し例を作ってくれます。
あくまでたたき台ですが、自分で書くときの足がかりになるんです。
「このテーマでH2見出しを3つ考えて」もよく使います。
ChatGPTは論理構成が得意なので、全体の流れも意識した見出し案が返ってくることが多いです。
こうした“部分的な指示”を積み重ねていくと、1時間も経たないうちに記事の構成ができあがっていることも珍しくありません。
ChatGPTを使ったネタ出しを習慣化する方法
ただ、便利だからといって毎回ゼロから指示を出すのは意外と疲れます。
そこで私は、“毎朝のルーティン”としてChatGPTとのやりとりを5分だけ行う時間を決めました。
コーヒーを淹れながら、ChatGPTに昨日の振り返りと今日の予定、そしてその流れで「今日のネタちょうだい」と話しかけます。
たとえば、
「昨日はSNSマーケのコツについて記事を書きました。今日も関連性を持たせた内容にしたいです。読者層は副業初心者です。」
こう言うだけで、自然なテーマがポンと出てくるのです。
それを手帳やNotionにメモ。
そこから構成案を考えて、30分後には記事の書き出しまで辿り着けている日もあります。
ChatGPTを使うことで、「ネタがない」「何も浮かばない」と悩む時間がゼロになったことは、精神的にもかなり大きな変化でした。
実際にChatGPTで生まれたブログネタの実例



どんなにブログ経験が長くても、「そのネタ思いつかなかった!」という瞬間があるものです。
ChatGPTを使っていると、そんな意外性のあるアイディアに出会うことがあります。
「電気代が高騰した時期の節約術」でアクセス爆発
ある冬、全国的に電気料金の値上げが話題になっていた時期がありました。
とはいえ、自分ではそのニュースをブログに結びつける発想がなかったんです。
何気なくChatGPTに「最近の生活に関するニュースから、実用的な節約系ブログネタを教えてください」と聞いてみたところ、返ってきたのが「電気代高騰に対応する家庭内の節電術」というテーマ。
「おお、これは使えるかも」と思って、自分の家で試していた電気毛布のタイマー活用術や、ホットカーペットとエアコンの併用など、生活感たっぷりの内容を盛り込んで記事を書いてみました。
公開後3日ほどで検索流入が一気に増え、普段の3倍近いPVに。ちょうど世間でも“節電”というキーワードが急上昇していたタイミングだったようで、「今の空気感を読む」という視点を、ChatGPTに教えられた気がしました。
「SNSのフォロワー数を増やす裏側」ネタで共感を得た
もう一つ、印象に残っているのが「SNSのフォロワー数を増やすために、裏でやっていることは何か?」というネタです。
これも自分ひとりでは絶対に思いつかなかった切り口でした。
というのも、フォロワーを増やすために投稿内容やハッシュタグを工夫するのは当たり前だと思っていたからです。
でも、ChatGPTに「SNS系の記事で、読者の興味を引ける切り口を教えて」と聞いたときに、「表には見えない裏側の努力にフォーカスすると共感を得やすいです」と提案されたのです。
そこから、「投稿前に3パターンの文章を用意して毎回テストしている」「コメントをもらったら必ず◯分以内に返信している」といった、自分の“ちょっとした工夫”を赤裸々にまとめてみたところ、読者からの反応がとても良かったんです。
「それ、私もやってます!」というコメントがいくつも届き、X経由のアクセスも安定して増えていきました。
“自分では気づかない需要”を拾える強み
どちらの事例も、共通していたのは「自分では思いつかなかったけど、言われてみれば確かに需要がある」というポイントでした。
ChatGPTは、検索ボリュームやトレンドを明示してくれるわけではありません。
でも、過去のデータやパターンを元に“読者が興味を持ちそうな視点”を見つけ出してくれるんです。
これが、日常的にChatGPTとやりとりをする最大のメリットだと感じています。
人間の頭の中には“自分なりの限界”がありますが、ChatGPTはそこをスルッと超えてくるようなネタを出してくれるから面白いんですよね。
思考の外側からアイディアが飛んでくる感覚。
ネタに行き詰まったとき、この刺激は本当にありがたい存在です。
まとめ



ChatGPTを使いはじめてから、「ネタが浮かばない」という理由で手が止まることがほぼなくなりました。
もちろん、全部が完璧なアイディアというわけではありません。
でも、対話の中で少しずつ形にしていく作業が、まるで編集会議のようで、今ではそれ自体が楽しい時間になっています。
ブログは“書きたいときに書く”のではなく、“書ける仕組みを作っておく”ことが続ける秘訣だと実感しています。
その仕組みづくりの中で、ChatGPTは間違いなく相棒です。
もし「今日はもう書くことがない…」とパソコンの前でうなだれてしまったら、ぜひ一度ChatGPTに話しかけてみてください。
思いがけない一言が、次の記事の起爆剤になるかもしれません。
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