X(旧Twitter)って、ちょっと取っつきにくそう…そう感じている人、実はすごく多いんじゃないかと思います。
SNSは好きだけど、Xだけはなかなか踏み出せなかった自分も、その一人でした。
でも、いざ始めてみると、案外ゆるくて自由な場所だったりして。
今回は、そんなX初心者さんに向けて、「どこからどう楽しめばいいのか?」というところから、ちょっとした始め方のヒントまで、ざっくばらんに書いていきます。
XX(旧Twitter)を始めてみた!
何かを始めるときって、大きな理由があることもあるけど、実はふとした一言や気まぐれがきっかけになることが多いと思います。
自分の場合もまさにそうでした。
「最近のX(旧Twitter)のトレンドって、めっちゃ面白いよ」という友人の何気ない一言。
その言葉を聞いたとき、特別な目的があったわけじゃなく、ちょっと気になっただけだったんです。
なんとなくアプリをダウンロードして、なんとなくアカウントを作って、とりあえずの一歩を踏み出しました。
登録した瞬間は、正直言って「どう楽しんだらいいのか分からないな」というのが本音でした。
でもそれと同時に、どこかワクワクする気持ちもあったのを覚えています。
タイムラインの速さに面食らった最初の印象
実際にタイムラインを開いてみたとき、まず最初に思ったのは「え、なにこのスピード感……」という戸惑いでした。
画面を開いてスクロールするたびに新しい投稿がどんどん流れてきて、話題がどんどん切り替わっていく。
ひとつひとつの投稿が短いからこそ、次々に目に入ってくる感覚なんですよね。
情報の波に揉まれているような感じというか、自分だけ取り残されてるような、そんな不思議な感覚がありました。
でも、それが不快というよりは、むしろ新鮮で。「こんな世界があったんだな」と、しばらくはただ眺めているだけで面白かったです。
実際に投稿してみる勇気はすぐには出なかったんですけど、いろんな人のつぶやきを読むだけでも、結構お腹いっぱいになるくらい濃い世界でした。
共感・発見・没入感にハマっていく日々
何日かXを触っているうちに、「あ、これ楽しいかもしれない」と思う瞬間が少しずつ増えてきました。
たとえば、ふと目に入った誰かのつぶやきに「わかる〜!」と勝手に共感してみたり、今まで知らなかったニュースがリアルタイムで飛び込んできたり。
ときには、まったく接点のない誰かが自分の趣味について語っている投稿を読んで「へぇ〜、そんな考え方があるのか」と思わされることもありました。
Xって、誰かと会話しているようでいて、実はひとりごとをのぞき見しているようなところがあるんですよね。
その絶妙な距離感が、不思議と心地よくなってくるんです。
気づけば、夜になると布団に入ったままタイムラインをだらだら眺めるのが、すっかり習慣になっていました。
別に何か特別な目的があるわけじゃないけど、なんとなくXを開いてしまう。
そんなゆるい関係が、自分にはちょうどよかったのかもしれません。
X(旧Twitter)初心者の楽しみ方
Xを始めたばかりのとき、どうやって楽しめばいいのか、実はかなり手探りでした。
最初から「これだ!」というやり方が見つかる人のほうが少ないんじゃないかと思います。
だからこそ、自分がまず意識したのは「無理をしない」ことでした。
たとえば、流れてくる情報をぼーっと眺めながら、自分が気になる話題や興味のある言葉をちょっと検索してみる。
それだけでも、自分にとって心地よい空気感のある投稿に出会えたりします。
特に、自分の好きなジャンルが明確にあるときは話が早くて。
音楽でも漫画でもスポーツでも、とにかく好きなものを中心に探してみると、自然とタイムラインの雰囲気が変わってくるんです。
少しずつ、自分の居場所みたいなものが育っていくような感覚。
これは実際に使ってみないと分からない楽しさかもしれません。
投稿内容は飾らなくていいし、むしろ素が面白い
Xで何かを投稿するとき、「これってつまらないかな」とか「誰も興味ないかも」と思ってしまうことがあると思います。
自分もそうでした。けど、実際にやってみると、意外なほどに共感が返ってくることがあるんですよね。
たとえば、コンビニで買ったアイスがおいしかった話とか、駅のホームで見かけた猫の話とか。
ほんとに日常のささいなことでも、誰かが「わかる!」って反応してくれると、それだけでちょっと嬉しくなります。
見栄を張らなくてもいいし、オシャレにまとめようとしなくても平気です。
素のまま、思ったことをそのまま出すだけで、十分に価値があるんだなって思えるようになりました。
“見る専”から始めるのも十分アリだと思う
最初から投稿しようとすると、どうしても緊張してしまうことがあると思います。
実際、自分もいきなり何かを発信するのはちょっとハードルが高く感じていました。
だからこそ、個人的におすすめしたいのは“見る専”スタイルです。
つまり、自分では投稿せずに、まずは他の人のつぶやきをただ見て楽しむだけの使い方。
これが案外、気軽でいいんですよ。
毎日、ちょっとした空き時間に気になるアカウントをチェックしてみたり、好きなハッシュタグを追いかけてみたり。
それだけでも結構な時間が過ぎてしまうくらい、情報が豊かで飽きない世界です。
そうやって見ているうちに、ふと「自分も何か言ってみたいな」と思える瞬間が訪れるはず。
焦らず、ゆっくり自分のペースで慣れていくこと。それが何より大事なんだろうなと、今になって思います。
X(旧Twitter)アカウントの作り方と工夫
アカウントを作るとき、最初にちょっと悩むのがユーザー名でした。
なんとなくカッコいい感じにしたほうがいいのか、それとも本名に寄せたほうがいいのか。自分もけっこう迷いました。
結局、自分は少しふざけたニックネームにしてみたんですが、それが意外とよかったんですよね。
覚えてもらいやすいし、誰かと話すときの距離感も自然と近くなる気がしました。なんというか、肩の力が抜けるというか。
もちろん真面目な名前でもまったく問題ないけど、自分らしさがちょっとでもにじんでいたほうが、あとあと使いやすいんじゃないかなと思っています。
プロフィールは飾りすぎないほうが共感される
プロフィールも、はじめは「何書けばいいんだろう」って感じでした。
でもよくよく考えると、実生活で自己紹介するときだって、そんなに完璧な文章を用意してるわけじゃないですよね。
だから、自分の場合は好きなアーティストとか、趣味の話をさらっと書いただけ。具体的なことよりも、自分がどんなことに興味があるかが伝わるようにしました。
不思議なことに、そうやって素直に書いたプロフィールのほうが、似たような感性の人とつながりやすくなる気がするんですよね。
共通点があると、つぶやきにも自然と反応が増えてきたりしますし。
ハッシュタグは“軽く添える”くらいの感覚がちょうどいい
投稿する中で気づいたのが、ハッシュタグの使い方って意外と大事だということ。
なんとなくつけていたタグがきっかけで、普段とは違う人から反応があったりするんです。
ただ、あんまりたくさんタグをつけると逆に読みにくくなってしまうこともあるので、自分は多くても1〜2個にしています。
それくらいが自然な見え方になるし、ちょっとした広がりも感じられるんですよね。
たとえば、季節の話題やテレビ番組の名前など、いま多くの人が見ていそうなワードを軽く入れておくと、ふとした瞬間に誰かが反応してくれることがあって。
それがまた楽しいんですよ。
無理にバズを狙う必要なんてまったくない
Xを使っていると、ときどきすごいバズり方をしている投稿を目にします。
でもそれに焦ったり、まねしようとしたりすると、逆に疲れてしまう気がします。
自分も一時期「どうすれば反応が増えるんだろう」と考えすぎたことがありました。
けど、結局一番反応があったのは、何気なくつぶやいた日常のちょっとした出来事だったんですよね。
だから今では、あまり深く考えずに、「これ言っておきたいな」と思ったことをそのまま出すようにしています。
そのくらいのほうが続けやすいし、気づけば自分なりのペースができあがってきます。
X(旧Twitter)初心者がつまずきやすいポイントとその対策
Xを始めたての頃、誰かのつぶやきに勇気を出してリプライ(返信)してみたのに、スルーされる…。
これ、思ったよりもよくあります。
自分も最初のころは、「これって無視されてるのかな…?」とちょっと落ち込んだりしてました。
でも実際には、単純に見逃されてるだけだったり、その人が通知をオフにしてたりすることも多いんですよね。
だから、あんまり深く考えすぎないほうがいいなと思いました。
反応がもらえるかどうかよりも、自分が「これ言いたいな」って感じた気持ちを大事にする。
そうやって続けていくうちに、自然とやりとりが生まれるようになってきます。
いいねがつかなくても“見てる人は見てる”という感覚で
投稿してもいいねがひとつもつかない。
これも、最初はちょっと寂しく感じる瞬間です。
でも不思議と、あとから「いつも投稿見てますよ」と言われることもあったりするんですよね。
つまり、リアクションがない=誰にも届いてないってわけじゃないんです。
見てるけど、ただ反応はしてないだけっていう人もけっこう多い。
自分も他の人の投稿を読むだけ読んで、何も押さないことってあるので、「見てもらえてたらそれでいいか」くらいの気持ちでいたほうが、長く続けやすいと思います。
略語やスラングに戸惑ったら、まずは“観察モード”でOK
Xには独特の言葉や文化がありますよね。「TL」「バズる」「リプ」「鍵垢」…最初は正直、何が何やらわかりませんでした。
そんなときは、無理に合わせようとせず、まずは“観察モード”で全然OKです。
他の人の投稿をじっくり見て、「この言葉はこういう使い方するんだな」とか、「あ、これが今の流行なんだな」って、少しずつ理解していけばいいと思います。
自分も最初は何もわからなかったけど、気づけば自然と用語に慣れていました。
焦らず、自分のペースで大丈夫です。
空気に合わせすぎるより“自分のペース”を大事にする
Xには、いい意味でも悪い意味でも「空気」があるように感じます。
ある話題で盛り上がっていたり、逆に炎上していたりすると、自分の投稿が場違いに思えることもあるかもしれません。
でも、そういうときこそ、自分のスタンスを無理に変えないことが大事だと思います。
あえて関わらないという選択肢もあるし、そっとミュートやブロックを使って、自分が心地いいタイムラインを作るのもひとつの方法です。
「この人はこうなんだな」で受け流すスルースキルは、Xを楽しむうえでけっこう大事なポイントかもしれませんね。
X(旧Twitter)の魅力
Xをやっていて何より面白いと感じたのが、リアルタイムで情報が飛び交うスピード感。
最初はその速さにちょっと戸惑ったけど、慣れてくると「今、この瞬間」にみんなと同じ空気を共有してる感覚がクセになってきました。
たとえばテレビを見ながら実況を追いかけたり、スポーツの試合のハッシュタグを見ながら盛り上がったり。
ニュースの第一報もXで知ることが多くなって、「これ、今話題になってるんだ」っていうのが一目でわかるんですよね。
まるで、街の雑踏の中に自分もいるような。
ちょっとした“社会の温度”が感じられるところが、Xの魅力のひとつだと思います。
趣味でつながる仲間ができる喜び
自分にとって一番大きかったのは、趣味を通じてつながれる仲間ができたこと。
好きなアーティストの情報を調べていたときに、たまたま同じファンのアカウントを見つけて、そこからやりとりが始まりました。
普段の生活ではなかなか出会えないような人たちと、「この曲いいよね」とか「このライブ行った?」みたいな感じで盛り上がれるのが、ほんとに楽しいんです。
距離も年齢も関係なく、同じ“好き”を共有できるって、思った以上に嬉しいことでした。
それに、共通の話題があると会話も自然に生まれるので、「何を投稿すればいいのかわからない」という悩みも少しずつ減っていきました。
自分のペースでいられる“自由な場所”
Xって、使い方に“こうしなきゃいけない”っていうルールがないんですよね。
投稿の内容も、頻度も、誰とつながるかも、全部自分次第。
だからこそ、他のSNSと比べて「気楽にいられる場所」だなと感じることが多いです。
フォロワーを無理に増やそうとしなくてもいいし、何日か投稿しなくても気にしなくて大丈夫。
気が向いたときに、ぽつんと何かをつぶやいてもいいし、誰かの投稿をただ眺めてるだけの日があってもいい。
“自分だけの居場所”みたいな感覚でいられることが、Xを長く楽しめている一番の理由かもしれません。
まとめ
Xを始めたばかりの頃は、わからないことだらけで戸惑うことも多いかもしれません。
でも、それは誰もが通る道。あまり構えすぎず、自分のペースで続けていけば、きっと自然と馴染んでくるはずです。
大事なのは、「こうしなきゃいけない」という思い込みを捨てること。
見て楽しむだけでもいいし、ちょっとしたことをつぶやくのもアリ。
気が向いたときにのぞいて、思ったことをふと投稿してみる。
それだけで、日々がちょっとだけ楽しくなる気がしています。
この文章が、Xを始めたいけど一歩が踏み出せないでいる人にとって、ほんの少しの後押しになれたならうれしいです。
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