WordPressでブログを始めるときって、記事を書くことばかりに目が向きがちなんですが、実はその前にやっておいたほうがいい設定ってけっこうあるんです。
これをスルーすると、あとあと面倒なことになったり、SEOの面で損をしたりする可能性もあるので、最初が肝心。
今回は、私が実際にWordPressでブログを始めたときに「ああ、これ最初にやっておけばよかったな…」と感じた4つの初期設定についてお話しします。
一番最初にやっておきたい一般設定
ブログを開設したその瞬間って、テンションが上がってすぐに記事を書きたくなると思うんですが、まずは落ち着いて「一般設定」を見直しておくと安心です。
最初の段階で名前やアドレスなど、基本的な情報をちゃんと整えておくことで、後のトラブルを防げることも多いんです。
サイトのタイトルとキャッチフレーズを設定
WordPressを立ち上げたばかりのときって、タイトルが「Just another WordPress site」みたいな味気ない初期設定になっていることが多いんですよね。
これをそのまま放置しておくと、検索結果にそのまま出てきちゃって、すごくもったいないです。
私は最初これに気づかず、2週間くらいそのまま運営していて、「あれ?なんか検索に出てこないな」と思ってやっと変更しました。
自分のブログの印象をちゃんと伝えるためにも、ここはしっかり決めておきたいところです。
キャッチフレーズも意外と見られるポイントなので、自分のブログの内容が伝わるような短いフレーズを考えてみると、読み手にも優しいと思います。
タイムゾーンや日付形式も忘れずに
これも地味なんですが意外と大事。
初期のままだとタイムゾーンが「UTC」になっていて、日本時間とズレてしまうことがあるんです。
予約投稿をしたときに「あれ?なんで変な時間にアップされるの?」ってことになるので、あらかじめ「東京」に設定しておきましょう。
私はこれで一度、夜中の3時にブログが更新されてて、朝起きてびっくりしたことがあります。
些細なことなんですが、スムーズに運営を続けるためには必要な設定です。
パーマリンク設定でSEO対策を忘れずに
ブログを始めたばかりのとき、見落としがちなのが「パーマリンク設定」。
これ、あとから変更するといろんなトラブルの元になるので、最初にしっかり設定しておいたほうが絶対にいいです。
記事のURL構造って、実はSEOにも関わる大切な部分なんですよね。
投稿名に設定するのが無難
WordPressではいくつかのパーマリンク形式が選べるんですが、私のおすすめは「投稿名」にすること。
たとえば「https://example.com/sample-post」みたいに記事タイトルがURLに反映される形です。
これだとURLを見ただけで何の記事かがわかるので、読者にも親切だし、検索エンジンからの評価も上がりやすいと言われています。
私は一度「数字だけのパーマリンク」にしてしまって、あとから投稿名に変えたときにリンクが切れてしまったことがあって、かなり後悔しました。
最初の段階で投稿名にしておけば、そういったトラブルも回避できます。
日本語URLは避けたほうがいい
投稿名を使うときに気をつけたいのが、日本語のままURLにしてしまうこと。
WordPressって、タイトルが日本語だとそのままURLにしようとするんですよね。
でもこれ、SNSにシェアしたときにすごく見づらくなるんです。
「%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%8A」みたいな文字列になるので、見た目的にも怪しいし、クリック率にも影響するかもしれません。
なので、記事を書くときにはパーマリンクを英単語で自分で設定するようにしています。
ちょっと面倒ですが、これは本当にやっておいて損はないです。
プラグインの整理と導入
WordPressをインストールした直後って、いくつかプラグインが最初から入っているんですが、正直いらないものも多いです。
むしろ、それが原因でサイトが重くなったり、セキュリティ的に不安が出てきたりすることもあるんです。
なので最初に、いらないプラグインを整理して、自分に必要なものだけを導入することをおすすめします。
まずは不要なプラグインを削除
初期状態では「Hello Dolly」や「Akismet」などが入っていることが多いですが、使わないのであれば削除しておきましょう。
放っておくと、更新のたびに通知が出たりして、ちょっとしたストレスになります。
私は何も考えずに全部残していたんですが、プラグインの数が増えていくと、管理画面がごちゃごちゃしてしまって、逆にわかりにくくなってしまいました。
スッキリした状態のほうが、作業もしやすいです。
最低限入れておきたいプラグイン
人によって必要なプラグインは違いますが、SEOやセキュリティ、スパム対策などはやっぱり重要です。
私が最初に入れておいてよかったなと思うのは、「SEO SIMPLE PACK」と「WP Multibyte Patch」。
特に「WP Multibyte Patch」は、日本語を扱うブログには必須といってもいいくらいです。
これを入れていなかったとき、文字化けが起きたこともありました。
あと、キャッシュ系のプラグインも導入すると表示速度が上がるのでおすすめです。
ただし、入れすぎると不具合の原因になることもあるので、必要最低限に抑えるのがポイントです。
セキュリティ設定で安心を確保
ブログを始めたばかりのときって、まさか自分のサイトが狙われるなんて思わないですよね。
でも、WordPressは世界中で使われている分、攻撃対象にもなりやすいんです。
実際、私のブログも開設から1ヶ月くらいで海外からのアクセスが急増して、不正ログインの試みがあったことがありました。
ログインURLを変更しておく
WordPressの初期状態だと、ログインページのURLが「/wp-admin」や「/wp-login.php」になっています。
これは世界共通なので、悪意のあるアクセスが集中しやすいんです。
「SiteGuard WP Plugin」などを使えば、ログインURLを別のものに変更できるので、導入しておくと安心感があります。
私はこれを入れてから、不審なアクセスがぐっと減りました。
ちょっと設定に手間がかかるように感じるかもしれませんが、最初にやっておくと後がラクです。
ユーザー名とパスワードにも注意
意外と多いのが「admin」っていうユーザー名のままにしているケース。
これは狙われやすいので、自分だけがわかるようなユーザー名に変更しておいたほうがいいです。
パスワードも、記号や数字を混ぜた複雑なものにするのが鉄則。
私は以前、簡単なパスワードにしていたことで不正ログインされかけた経験があって、そこから強めのパスワードに変えました。
ちょっと面倒でも、セキュリティ対策はしっかりしておくと、あとで慌てずに済みます。
まとめ
これで、WordPressでブログを始める前にやっておきたい4つの初期設定についてはひと通り網羅できたと思います。
こういうのって、始めたてのときは見落としがちなんですが、後になって「ああ、最初にやっておけばよかった…」となることが本当に多いです。
私自身がそうだったので、これから始める方には、ぜひ最初にこの辺を整えてからスタートしてもらえたらと思います。
最初の一歩を丁寧に踏み出すことで、あとがぐっとラクになりますよ。
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