スマホ片手に、ふと「インスタやってみようかな」と思ったこと、ありませんか?
でも実際のところ、何から始めていいのかよくわからなくて手を出せずにいた……。
そんな人って意外と多いような気がします。
ぼくも最初はそうでした。写真アプリの一種かな?くらいの感覚で開いたものの、どこを押せば投稿できるのか、誰をフォローすればいいのか、そもそも何を載せればいいのか、頭の中はクエスチョンマークだらけ。
けれど、一度コツをつかんでしまえば、とても楽しくて生活にちょっとした彩りが増えるのも事実なんです。
このページでは、インスタ初心者のために、アカウントの作り方から基本的な使い方、投稿のコツまでをやさしくまとめてみました。
【初心者向け】インスタグラムの使い方・始め方をわかりやすく解説!
【初心者向け】インスタグラムの使い方・始め方をわかりやすく解説!
インスタのアカウント作成と初期設定について
最初の一歩を踏み出すためには、まずアカウントの作成が必要になります。
これは誰にとっても最初に通る道なので、ここでつまずかないようにしたいところです。
ぼく自身、初めてインスタに登録したとき、「電話番号とメールアドレス、どっちで作ればいいの?」と悩みました。
実際にはどちらでもOKなんですが、使いやすさやセキュリティ面を考えるとメールアドレスのほうが無難かもしれません。
アプリをダウンロードして起動したら、「新しいアカウントを作成」をタップして、指示に従って情報を入力していきます。
ここでニックネーム(ユーザーネーム)を決めるんですが、これがけっこう迷うんですよね。
後から変えられるので、あまり悩みすぎなくても大丈夫です。
プロフィール画像は、自分らしさを出すちょっとしたポイントになります。
顔写真にする人もいれば、イラストや風景にする人もいます。
ぼくは最初、愛犬の写真にしていました。
なぜかというと、「見知らぬ人にも柔らかい印象を持ってもらいたい」と思ったからです。
写真ひとつで印象が大きく変わるのって、SNSならではの不思議さだなあと感じました。
投稿とストーリーズ、何をどう使えばいい?
無事にアカウントができたら、いよいよ本番。
「何を投稿したらいいかわからない」という声、本当によく耳にします。
でも、それでいいんです。最初はみんな同じ。
まず知っておきたいのは、インスタには2種類の投稿方法があります。
ひとつはフィード投稿。これは自分のページに残るメインの投稿です。
もうひとつはストーリーズ。24時間で消える、気軽な投稿機能です。
フィードは「ちゃんとした写真を載せる場所」っていうイメージが強いかもしれません。
でも実際には、日常のちょっとした瞬間を載せてる人もたくさんいます。
ぼくが最初にアップしたのは、カフェで食べたパンケーキの写真でした。
ピントが甘くてちょっと恥ずかしかったけど、それでも「最初の一歩」が踏み出せたことが何より大きかった。
一方、ストーリーズは「ちょっと誰かに話したい」ってときに便利です。
今どこにいるよ、とか、こんなことがあったよ、というような軽い内容に向いています。
使い方に慣れてきたら、文字やスタンプを追加してみると、より自分らしさが出せるようになります。
投稿するときのコツとしては、「完璧を目指さない」ことです。
むしろ自然体の方が、見る人には親近感が湧きやすいんじゃないでしょうか。
フォロー、ハッシュタグ、発見タブの使い方と楽しみ方
投稿できるようになってきたら、今度は“つながり”の部分に目を向けてみましょう。
インスタは、誰かをフォローすることでタイムラインにその人の投稿が表示される仕組みになっています。
最初は「誰をフォローすればいいのかわからない」と思うかもしれません。
そんなときは、自分の好きなアーティストや芸能人、趣味に関するアカウントを探してみるのがおすすめです。
ぼくはコーヒーが好きなので、「#カフェ巡り」とか「#自家焙煎」みたいなハッシュタグで検索して、投稿を見ながら気になるアカウントをフォローしていきました。
ハッシュタグはインスタの検索エンジンのようなもの。
興味がある言葉を入れてみるだけで、世界がぐっと広がります。
「こんなところに、こんな素敵な写真を撮ってる人がいるんだ」っていう発見があるたびに、なんだか嬉しくなります。
それともうひとつ、「発見タブ」というものがあるんですが、これはインスタ側が自分の興味に合いそうな投稿を自動でピックアップしてくれる機能です。
使ってみると、まるで友達が「これ、好きそうじゃない?」と紹介してくれるような感じで、けっこう頼りになります。
SNSって、どこか無機質な感じがするかもしれないけど、こういうところに「人とのつながり」を感じられるのがインスタの魅力なんじゃないかな、と思ったりします。
フォロワーとのやり取りとインスタを続けるコツ
投稿を続けていくと、少しずつフォロワーが増えてくるかもしれません。
「いいね」やコメントがもらえると、思いのほかうれしいものです。
実際ぼくも、初めてコメントをもらったときは思わずニヤけてしまいました。
まるで遠くの誰かと会話してるような不思議な感覚でした。
とはいえ、フォロワーの数を気にしすぎると疲れてしまうこともあります。
たまに「もっと見てもらいたい」と思って工夫しすぎて、逆に何を投稿していいのかわからなくなることもあるんですよね。
そういうときは、少し立ち止まって「自分は何が好きでこれをやっているのか」を見直すといいかもしれません。
交流のコツとしては、「もらったコメントには一言返す」だけでも印象が変わります。
「ありがとう」や「うれしいです」のひとことだけでも、関係性ってぐっと近づくんです。
不思議だけど、ほんとにそうなんですよ。
また、自分から誰かの投稿にコメントしてみるのもおすすめです。
いきなりは勇気がいるかもしれませんが、素直な感想を伝えるだけで十分です。
「写真すてきですね」とか「美味しそう!」とか、そういうやり取りが日々のちょっとした楽しみになっていきます。
投稿のペースにルールはありません。
毎日でも、週に1回でも、月に数回でもOKです。
ぼくは気分が乗ったときにまとめてアップするタイプですが、気がついたら写真フォルダが思い出でいっぱいになっていて、それだけでちょっとした宝箱みたいになっています。
インスタを安全に楽しむために気をつけたいこと
楽しく使う一方で、ちょっとだけ気をつけておきたいポイントもあります。
SNSは気軽に発信できる反面、自分の情報が見知らぬ人にも届くことがあるという面も持っています。
たとえば、投稿する写真に自宅の住所が写っていたり、位置情報がオンになっていたりすると、思わぬトラブルの元になるかもしれません。
ぼくも最初のころは、うっかり自宅の窓辺から撮った写真を投稿してしまって、あとから消したことがあります。
プライバシー設定では、アカウントを「非公開」にすることもできます。
非公開にすると、自分が承認した人しか投稿を見られなくなるので、身近な人だけと楽しみたいという場合にはとても便利です。
もうひとつ大切なのは、知らない人からのDM(ダイレクトメッセージ)にはすぐに返さないこと。
中には悪質なアカウントもあります。
基本的には、信頼できる人とのやり取りにとどめておくのが安心です。
そして、他人の写真を勝手に保存したり再投稿したりするのはNGです。
たとえ素敵な写真だったとしても、マナーや著作権の観点から注意が必要です。
インスタは「見る」楽しみと「見せる」楽しみのバランスが大切なので、思いやりをもって使いたいですね。
インスタで見つかる“自分らしさ”と日常の彩り
インスタを始めてから、自分の生活の中に「写真を撮る視点」が増えたように感じます。
たとえば、なんでもない朝ごはんの一皿や、駅までの道に咲いていた花に目を向けるようになったり。
そんな日常のワンシーンが、投稿することでひとつのストーリーになるんですよね。
「誰かに見せる」という行為を通して、自分自身のことをちょっとだけ客観的に見られるようになるのもインスタの魅力だと思っています。
写真のセンスも少しずつ磨かれてくるし、文章を書くのが楽しくなってくるかもしれません。
そして何より、同じ趣味や価値観を持つ人と出会えるのがとても面白い。
ぼくはコーヒーの投稿を通じて、まったく違う地域に住んでいる人とDMでやり取りするようになったこともありました。
そういう小さなつながりが、日々をちょっと豊かにしてくれるんですよね。
もちろん、全員がそういったつながりを求めているわけではないでしょうし、「自分だけのアルバム」として楽しむのも十分アリです。
目的や使い方は人それぞれ。でもきっと、どんな使い方にも小さな発見があるはずです。
まとめ
インスタを始めるのって、最初はちょっとドキドキするかもしれません。
けれど、ほんの少し勇気を出して、日々の一瞬を切り取ってみると、思っていた以上に世界が広がって見えるようになります。
やってみないとわからないこと、体験して初めて感じることってたくさんあるものです。
もし「インスタ気になるけど難しそう」と思っていたら、まずはアカウントだけでも作って、ひとつ写真をアップしてみてください。
それだけで、ちょっとした一歩になるはずです。
スマホの中の世界が、少しだけ広く、楽しくなるかもしれませんよ。
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