おすすめのAIイラスト販売プラットフォーム比較!選び方も紹介

おすすめのAIイラスト販売プラットフォーム比較!選び方も紹介

AIで描いたイラストを売ってみたいと思ったとき、最初に迷うのが「どこで販売するか」ということだと思います。

私も最初はそうでした。

生成AIで作った作品をSNSで反応を見ながら発表していたのですが、実際に販売しようとした途端に、販売規約や手数料、購入者層の違いなどで頭がいっぱいになったんです。

ここでは、国内外のAIイラスト販売プラットフォームを比較しつつ、自分に合う場所の見極め方も紹介します。

 

目次

AIイラスト販売プラットフォームの選び方

おすすめのAIイラスト販売プラットフォーム比較!選び方も紹介

プラットフォーム選びは、AIイラストを作る時間と同じくらい重要です。

なぜなら、売れるかどうかは作品の魅力だけでなく、見せる場や売る場の性質に左右されるからです。

例えば、海外ユーザーが多い場所は英語対応が必須ですが、その分単価が高く設定できる傾向があります。

一方、国内向けのサイトは日本語だけで運用できる安心感がある反面、競合が近いジャンルに集中しやすい印象があります。

 

手数料と振込条件を確認する

手数料は思った以上に利益を左右します。

ある海外プラットフォームでは手数料が30%を超えるところもありましたが、海外ファンがついてくれる可能性も高かったです。

国内のサービスだと15%前後が多いですが、銀行振込のタイミングや最低振込額の条件も忘れずに見ておきたいところです。

私は以前、海外サイトで20ドル以上にならないと振込されない規約を見落とし、半年間も売上が眠っていた経験があります。

 

著作権やAI作品の扱いに関するルール

AI生成作品を受け入れているかどうかは、時期によって変わる場合があります。

大手の画像ストックサイトでも、一度はAI作品を禁止した後に条件付きで再開したところがあります。

規約を読まずにアップロードすると、最悪アカウント停止になることもあるため、事前に必ず最新のポリシーを確認しましょう。

私は一度、規約変更の告知を見逃して、アップしていた30点のAIイラストが一気に非公開になったことがあり、しばらくはショックで作業が止まりました。

 

人気のAIイラスト販売プラットフォーム比較

プラットフォーム対応言語手数料販売形態AI作品対応おすすめポイント
Booth日本語約10〜20%デジタルデータ販売、同人誌・グッズ販売同人文化に理解がある層が多く、キャラクター系AIイラストが売れやすい
Fantia日本語約20%月額会員制、限定コンテンツ継続収入向きで、ファンとの交流がしやすい
Etsy英語約5〜10% + 決済手数料デジタルアート、ポスター、壁紙など海外向け販売で単価が高め、英語対応が必要
PIXTA日本語、英語約30〜40%ストックフォト・イラスト条件付き可商用利用目的の購入者が多く、まとめ買いされやすい
Skeb日本語約10%リクエスト型制作依頼オーダー形式でオリジナル感の強い作品が作れる
Patreon英語約5〜12% + 決済手数料会員制支援(月額課金)継続支援者向き、収入の安定化に最適
Booth海外版英語約15%デジタルデータ販売日本発のプラットフォームで海外販売も可能
Gumroad英語約8〜10%デジタルデータ販売決済・配信が簡単、海外ファンに手軽に販売可能
Fiverr英語約20%制作依頼型オーダー制でAIイラスト制作の受注が可能
ArtStation英語約10〜30%デジタルアート販売、プリント販売プロ向けマーケットで高額取引やポートフォリオに向く

実際に利用したことのある場所、友人やクリエイター仲間から聞いた感想をもとに、それぞれの特徴をまとめます。

同じAIイラストでも、売れる場所と売れない場所がはっきりと分かれることがあります。

 

Booth

Boothは日本語で利用できるプラットフォームで、手数料は約10〜20%程度です。

デジタルデータ販売や同人誌・グッズ販売に強みがあり、特にAIイラストの販売でも活用しやすいです。

Boothは二次創作やキャラクター系コンテンツに理解があるユーザーが多く、特にオリジナルキャラクターのAIアートが売れやすい傾向があります。

個人的な体験ですが、初めてBoothでAIイラストを500円で販売したところ、思った以上に早く購入され、購入者からのメッセージも届きました。

この直接的な反応は、次の作品制作へのモチベーションにつながります。

データは即時ダウンロード可能で、発送作業が不要なのも大きなメリットです。

 

Fantia

Fantiaは日本語対応の月額会員制プラットフォームで、手数料は約20%です。

AIイラストを会員限定コンテンツとして提供すると、安定的な収入につなげやすいです。

Fantiaはファンとの交流を重視しており、コメントやリクエスト機能を活用すれば、直接ファンの反応を得ながらコンテンツ運営ができます。

あるクリエイターは、AI作品と手描き作品を組み合わせたギャラリーをFantiaで運営し、1年で50人以上の会員を獲得していました。

私自身も短期間ですが試してみて、SNSだけでは届かなかった層に作品を届けられた実感があります。

継続的な収入とファンとの交流の両方を重視する場合、Fantiaは魅力的な選択肢です。

 

Etsy

Etsyは英語対応の海外向けプラットフォームで、手数料は約5〜10%に加え、決済手数料がかかります。

デジタルアートや壁紙、ポスターなどの販売に向いており、北米やヨーロッパ圏の購入者から高単価で購入される傾向があります。

海外向けに商品説明を英語で作成する必要がありますが、英語対応できると世界規模での販売チャンスが広がります。

私がEtsyで初めてAIイラストを販売した際、ドル建てで入金通知が届いた瞬間は非常にワクワクしました。

海外ファンとの交流やレビューも直接反応として返ってくるので、作品制作のモチベーションを大きく高められます。

 

PIXTA

PIXTAは日本語・英語両方で利用可能で、手数料は約30〜40%とやや高めですが、商用利用を目的とした購入者が多いため、まとめ買いや複数案件での販売が期待できます。

ストックフォトやイラスト販売がメインで、AIで作成した背景素材やパターン素材の販売にも向いています。

私もAIで作った背景素材をPIXTAに登録したところ、海外のデザイン会社からまとめ買いされ、1点ごとの単価は低くても総収益は大きくなる経験をしました。

商用利用向けの素材を扱う場合、PIXTAは安定的な収益源として活用できます。

 

Skeb

Skebは日本語対応のリクエスト型制作依頼サービスで、手数料は約10%です。

「AIでこのテーマを描いてほしい」と依頼者が指定する形式で、オリジナル性の高い作品を制作可能です。

私もSkebで「未来都市をテーマにしたAIイラスト」の依頼を受け、納品後に依頼者から直接フィードバックをもらえたことがあります。

リクエスト型のため、完全オリジナルの作品制作や依頼者とのコミュニケーションを重視する場合、Skebは非常に有効です。

 

Patreon

Patreonは海外向けの会員制支援プラットフォームで、手数料は約5〜12%に加えて決済手数料がかかります。

AIイラストの高解像度データや制作過程のチュートリアルなどを提供すれば、月額課金による安定収入が得られます。

知人はPatreonでAIイラストと制作動画を提供し、半年で月収500ドルを超えました。

英語での更新が必要ですが、継続支援者を獲得できると、収入の安定化に大きく寄与します。

海外ファンとの長期的な関係を作る際に最適です。

 

Booth海外版

Booth海外版は日本発のプラットフォームで、海外向けに販売できます。

手数料は約15%で、日本語での運営経験があるクリエイターにとって、海外販売に挑戦する最初のステップとして利用しやすいです。

海外のユーザー向けに価格設定や商品説明を調整すれば、国内版と同じ感覚で販売できます。

 

Gumroad

Gumroadは英語対応で、デジタルデータ販売向けのプラットフォームです。

手数料は約8〜10%で、決済や配信が非常に簡単です。

海外ファンに手軽に販売でき、販売から入金まで自動化される点が魅力です。

私自身もGumroadを使った際、登録から販売まで数分で完了し、初めての海外販売でもスムーズに運用できました。

 

Fiverr

Fiverrは英語対応で、制作依頼型のプラットフォームです。

手数料は約20%で、オーダー形式でAIイラストの制作受注が可能です。

クライアントから具体的なリクエストを受けて制作する形式なので、フリーランスとして案件を受注したい場合に向いています。

Fiverrはレビュー制度があり、納品後の評価が次の依頼につながるため、実績を積むほど受注単価も上がりやすいです。

初心者でも低価格から始めやすい点もメリットです。

 

ArtStation

ArtStationは英語対応のプロ向けデジタルアートマーケットで、手数料は約10〜30%です。

デジタルアートの販売だけでなく、プリント販売も可能です。

プロのアーティストやイラストレーターが集まるため、高額取引やポートフォリオの構築に向いています。

私の知人はArtStationで作品を販売し、海外のコレクターから高額オーダーを受けていました。

ポートフォリオとしての活用もできるため、実績作りを兼ねて販売するのに適しています。

 

AIイラスト販売で成功するためのポイント

おすすめのAIイラスト販売プラットフォーム比較!選び方も紹介

売れるかどうかは、作品のクオリティだけでは決まりません。

販売ページの見せ方、説明文、タグの付け方、さらにはSNSでの告知タイミングまで、細かい要素が積み重なって結果になります。

 

SNSとの連動を意識する

プラットフォームだけに依存すると、新規購入者が増えにくくなります。

私の場合、Twitter(X)とInstagramで制作過程やアレンジ前後の比較画像を出すことで、販売ページへのアクセスが倍になったことがあります。

SNSで見た人が、そのまま購入してくれるケースも多いです。

 

限定性をつくる

「今しか手に入らない」と感じてもらえる作品は、購入率が高くなります。

例えば、季節限定テーマや、販売期間を短く設定したコレクションを出すなどです。

私はクリスマス向けのAIイラストを12月限定で販売したところ、わずか2週間で普段の3倍の売上になりました。

 

データ形式や解像度の工夫

AIイラストは解像度や形式によって使い道が変わります。

PNGやJPGだけでなく、透過PNGやPSDを用意すると、購入者の満足度が上がりやすいです。

私は透過素材を同梱したことで、同じシリーズのまとめ買いが増えました。

 

まとめ

おすすめのAIイラスト販売プラットフォーム比較!選び方も紹介

この記事では、AIイラストの販売に適したプラットフォームを比較し、それぞれの特徴や利用のポイントを詳しく紹介しました。

日本国内向けならBoothやFantiaが扱いやすく、同人文化やファンとの交流を重視した販売に向いています。

海外向けにはEtsyやGumroad、Patreonなどがあり、高単価や継続収入を目指す場合に適しています。

また、SkebやFiverrはリクエスト型のオーダー販売に向き、ArtStationはプロ向けのマーケットとしてポートフォリオと高額取引の両方に活用できます。

目的やターゲット層に合わせてプラットフォームを選ぶことで、AIイラストの販売効率を高め、収益を安定させることが可能です。

私自身も複数のプラットフォームを試す中で、それぞれの特性を理解し、販売戦略を柔軟に変えることが成功につながると感じました。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました^^

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