ブログを始めようと思ったとき、最初につまずくのが「どこから手をつければいいのか分からない」という壁でした。
私自身もまったくのゼロからスタートしたとき、何度もググって、いろんなサイトを読み漁って、それでもピンと来ないことばかり。
そんな体験があったからこそ、今回は「テーマ選び」に特化して、初心者の方にも分かりやすくガイドしていきたいと思います。
WordPressのテーマは「見た目」を決めるだけのものと思われがちですが、実は操作性や収益化にも深く関わってくる重要な存在です。
実際に私がCocoonからSWELLに乗り換えたとき、その違いに驚きました。
「なんでもっと早くSWELLにしておかなかったのか」と後悔したくらいです。
では、どんなテーマから選ぶべきなのか、どうやって選んだら失敗しないのか、具体的に掘り下げていきます。
ブログ初心者がまず考えるべきテーマの役割

初めてWordPressに触れる人にとって、テーマという言葉自体が少し抽象的かもしれません。
テーマとは、ブログ全体のデザインや使い勝手を決める“骨組み”のようなものです。
見た目だけでなく、記事を書くときのエディタ画面の使いやすさや、スマホでの表示スピード、SEOの土台部分などもテーマによって違ってきます。
実際、私が最初に使っていたCocoonは「無料とは思えないほど多機能」でしたが、細かいカスタマイズに時間がかかる印象がありました。
一方、SWELLに変えてからは、直感的な操作がしやすくなり、「書くこと」そのものに集中できるようになりました。
もちろん、価格は1万円を超えるので悩みましたが、今ではあの出費を投資だったと感じています。
無料テーマと有料テーマ、どちらを選ぶべきか
この質問はブログ初心者の間で必ずと言っていいほど出てきます。
結論から言えば、予算があるなら最初から有料テーマを選んだ方が、遠回りせずに済みます。
無料テーマにも素晴らしいものがあります。
実際にCocoonは、私も最初に使っていたお気に入りのテーマです。動作は軽く、機能も豊富で、何より「情報が多い」ことが魅力でした。
ただ、無料テーマの場合は設定のカスタマイズが複雑になりがちで、「自分らしいブログの見た目」にたどり着くまでに結構な時間がかかります。
私の場合も、細かなデザインを整えるために、週末まるごと費やしたこともありました。
それに比べてSWELLは、テンプレートやブロックの自由度が高く、ほぼノーコードで理想のレイアウトが作れてしまいます。
初期設定にかかるストレスがとにかく少ないので、記事づくりのハードルが一気に下がりました。
SWELLとCocoonを実際に使って感じた違い
あくまでも個人の感想ではありますが、両方を使ってきた経験から、SWELLとCocoonの印象をお伝えしておきます。
Cocoonは、完全初心者にとって「学べるテーマ」だと思います。
自分で検索しながら設定していく過程は、確かに手間はかかりますが、WordPressの仕組みそのものを理解するうえではすごく役立ちました。
一方で、ブログで収益化を目指すフェーズに入ってからは、「もっと作業効率を上げたい」「デザインにも差をつけたい」という欲が出てきます。
そんなときに出会ったのがSWELLでした。
最初に驚いたのは、エディタの操作感でした。
Cocoonではプレビューと実際の見た目に微妙なズレがありましたが、SWELLではほぼリアルタイムで表示が再現されるので、編集のたびにページを切り替える必要がなくなったのです。
それから、SWELLのブロック機能はとにかく使いやすくて、デザインセンスがなくても「なんかいい感じ」に仕上がります。
これが、作業のスピードにもメンタル的なハードルにも大きく影響しました。
ブログを長く続けるために必要なこと



正直に言ってしまうと、ブログを始めるよりも、続けることのほうがずっと難しいと感じています。
最初のうちは「楽しい!」「誰かに読んでほしい!」という気持ちが原動力になりますが、それだけではなかなか長持ちしません。
時間が取れない日もあれば、アクセスがまったく伸びずに気持ちが沈むこともあります。
ネタが浮かばなくて何時間もパソコンの前でぼーっとしていたことも、私にはありました。
そんな日々を経て、いま強く思うのは「なるべくストレスの少ない環境を整えることが大事」だということです。
ブログは意外と精神力を使う作業です。
だからこそ、心地よく書き続けられる“土台”を用意しておくことが、本当に大きな支えになるのです。
書くことに集中できる環境が継続のカギになる
私の場合、その「環境づくり」においてSWELLというWordPressテーマがすごく助けになりました。
Cocoonを使っていたときは、少し気になるデザインの微調整をするのに何時間も調べたり、CSSを書いたりしていました。
それはそれで勉強になったし、楽しかった部分もあります。
でも、記事を書く時間がどんどん後回しになってしまう感覚がありました。
SWELLに変えてからは、テーマ自体が「書く人のことを第一に考えて設計されている」ように感じました。
ブロックエディタの操作がスムーズで、使いたいデザインパーツもすぐに見つかります。
プレビューも実際の表示とほとんど同じなので、確認のために何度もページを開く必要がなくなりました。
この「無駄な時間が減る」ということが、地味に大きな変化でした。
ちょっとの時間でも書こうという気持ちになれますし、何より「ブログってやっぱり楽しいな」と思える頻度が増えていったのです。
ブログは、いくら時間があっても「気が乗らないと書けない」ものです。
だからこそ、ストレスなく向き合える環境をつくることが、継続のための第一歩だと実感しています。
孤独を減らすには“つながり”が必要
もうひとつ、意外と見落とされがちだけど大切だと思っているのが「誰かとつながっている」という感覚です。
ブログって、基本的にはひとりで書くものです。
周りに同じようにブログを書いている仲間がいなければ、相談相手もなかなか見つかりません。
特にトラブルが起きたときや、伸び悩んでいるときには孤独感が増して、更新が止まってしまう原因になることもあります。
そんなときにありがたかったのが、SWELLのユーザーコミュニティの存在でした。
公式フォーラムやユーザー同士が情報を共有している場所があり、分からないことがあっても「ここを見ればヒントが見つかる」という安心感がありました。
また、X(旧Twitter)などのSNSでも、SWELLユーザーがハッシュタグでテーマの活用方法や悩みを共有していて、同じツールを使っている人の投稿を見るだけでも「自分だけじゃない」と励まされたことが何度もあります。
実際にコメントを交わしたり、フォローし合ったりすることで、小さなつながりが生まれました。
顔も知らない誰かとでも「ブログ仲間」になれる感覚は、思っていた以上に心強かったです。
たとえリアルな知り合いがいなくても、ネット上に“仲間”がいるというだけで、ブログはぐっと続けやすくなるのではないでしょうか。
続ける工夫は「完璧を目指さないこと」
そして最後にひとつ、どうしても伝えたいのは「完璧じゃなくていい」ということです。
私は最初の頃、1記事に何時間もかけて、何度も読み直して、少しの表現を直しては保存して、そんなふうに“完璧な記事”を目指していました。
でも、そんな状態が長く続くわけがありません。
疲れてしまって、手が止まるようになってしまったんです。
今は「まずは書いて、あとから直せばいい」というマインドに切り替えました。
そのくらいのラフさを許せるようになったことで、更新のペースも安定してきました。
記事は、書いて公開して、読まれてフィードバックを得て、少しずつ育てていくもの。
最初から100点を目指さなくていいし、読みやすい文章や構成も、書いていくうちに自然と身についていきます。
もし「続けられるか不安」という気持ちがあるなら、まずは完璧を求めないこと。
それが、いちばんの近道になるかもしれません。
初心者がやりがちな失敗とその回避策



テーマに限らず、ブログを始めたてのころは、どうしても失敗を重ねがちです。
でも、その失敗を「回避」するというより、「経験として積んでいく」くらいの感覚でいたほうが、気が楽になるかもしれません。
私自身も、最初からスムーズにできたわけではなく、今思い返せば「なんであんなにこだわってたんだろう」と笑ってしまうような遠回りを、いくつもしてきました。
そんな実体験から、とくにありがちな失敗と、それにどう向き合ったかをいくつか紹介していきます。
カスタマイズ沼にハマって時間がなくなる
最初に陥りやすいのが、「ブログの見た目を完璧にしたい」という欲です。
私もまさにそうでした。
WordPressの無料テーマCocoonを使っていたとき、フォントや見出しデザイン、余白の調整など、いろいろいじっているうちに、いつのまにか丸一日が終わってしまっていたこともありました。
しかも、納得のいく見た目にならない。
そのたびに「こんなはずじゃなかったのに」と自分を責めてしまったのです。
今振り返って思うのは、読まれるブログをつくるうえで、デザインは最優先事項ではないということです。
検索エンジンは、どれだけオシャレに仕上げても、それだけでは評価してくれません。
結局のところ、読み手にとって価値があるかどうかがすべてです。
書くことを優先したいなら、カスタマイズよりも“書く場所として快適かどうか”のほうが大事でした。
SWELLに変えてからは、初期のままでも十分きれいで、調整に追われることがなくなりました。
そのおかげで、本当に大切な「書く作業」に集中できるようになったのです。
情報の渦に巻き込まれて判断が鈍る
WordPress関連の情報は、とにかく多いです。
とくに「おすすめテーマ10選」「収益化できるデザインとは?」のような比較記事が山のようにあります。
もちろん、それらの記事も参考にはなるのですが、情報が多すぎると、かえって判断がつかなくなってしまいます。
私も、何日もかけてテーマのレビューや機能比較を読み漁って、結局どれも良さそうに見えて決められなくなってしまった経験があります。
ここで大事だと感じたのは、「誰が書いているかを見ること」でした。
レビュー記事の多くは、実際には使っていないものを紹介していることもあるので、できれば実際に長く使っている人の体験談や、操作感に触れている記事を選ぶようにしていました。
最終的にSWELLを選んだのも、私と同じように“書くことを重視しているブロガー”が愛用していたからです。
その視点が、自分にとってすごくしっくりきました。
星の数やランキングよりも、「その人がなぜそれを使っているか」に注目することで、迷いは一気に減った気がします。
完璧を求めすぎて手が止まる
ブログ初心者あるあるのひとつが、「1記事に時間をかけすぎて疲れてしまう」ことではないでしょうか。
私も最初は、1つの記事を書くのに5〜6時間かけていました。
言葉選びに悩んで、タイトルを10回以上変えて、構成も書いては消し、読み返しては直し…。
もちろん丁寧さは大事なのですが、そのうち「更新が怖くなる」ようになってしまったのです。
今ならはっきり言えますが、完璧な記事なんて存在しません。
ブログは“書いて出して、あとで育てていく”くらいの気持ちがちょうどいいと思っています。
SWELLにしてからは、ブロックエディタがとにかく書きやすいので、まずは勢いで書いて公開→あとで修正、という流れが自然にできるようになりました。
このテンポ感は、更新のハードルをぐっと下げてくれました。
初めての記事は、うまく書けなくて当然です。
でも、それでも出す。それが習慣になると、「次も書こう」という気持ちが自然と湧いてきます。
他人と比べすぎて自信を失う
SNSを見ていると、すぐにアクセスが伸びている人や、収益報告で月数万〜数十万円を超えている投稿が流れてきます。
自分はまだ1円も稼げていない…。
そんなとき、つい焦ってしまったことが何度もありました。
でもあるとき気づいたのは、「ブログのスタートラインは人それぞれ違う」ということです。
時間の使い方、ジャンル、ライティングスキル、目標設定、すべてにおいて比較できるわけがないのです。
自分は「今ここにいる」と受け入れること。
これは、地味だけどすごく大事なマインドセットでした。
私の場合、書くペースもゆっくりでしたし、収益もすぐには出ませんでした。
でも、SWELLを導入してから「作業の楽しさ」が増えたことで、他人と比べることが少しずつ減っていったのです。
自分なりのペースで進むことを大事にする。
その意識が、長く続けるためには不可欠なのだと思います。
まとめ



ここまで、ブログ初心者がWordPressテーマを選ぶときに気をつけたいポイントや、私自身の体験談を交えてお伝えしてきました。
CocoonもSWELLも、それぞれに魅力があります。
でも、もし今からブログを本格的に始めて、少しでも効率よく収益化を狙っていきたいと思っているなら、SWELLを選ぶ価値は高いと感じています。
繰り返しになりますが、テーマ選びは単なる見た目の話ではありません。
ブログを楽しく、ラクに続けていくための「環境づくり」そのものです。
今この瞬間、ブログのスタート地点に立っている人にとって、「どのテーマを選ぶか」は思った以上に重要な決断です。
迷ったときは、実際に使った人の声を信じてみるのも一つの方法かもしれません。
私が今も愛用しているSWELLは、そんな風にして出会ったテーマでした。
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