ChatGPTって名前はよく聞くけど、結局どうやって使えばいいの?
そんな疑問を持つ人はまだまだ多いのではないでしょうか。
私も最初は「AIと会話?なんか難しそう」と思っていました。
でもいざ使ってみると、その便利さに驚くばかりでした。
今回は、自分が実際に使って感じたことも交えながら、ChatGPTの基本的な使い方と、初心者がつまずきやすいポイント、さらに便利なプロンプト(=質問文)の例などを紹介していきます。
ChatGPTとは?

まずは「そもそもChatGPTって何?」というところから触れておきたいと思います。
OpenAIが開発したChatGPTは、一言でいうと“会話型の人工知能”です。
質問に答えてくれるだけじゃなくて、文章の作成、翻訳、プログラムのサポート、果ては旅行のプラン作成まで、できることが本当に多岐にわたります。
個人的に一番感動したのは、アイデアを引き出してくれることでした。
ブログを書いていると、どうしてもネタが浮かばないことがあります。
でもChatGPTとやり取りしているうちに、「あっ、この方向性アリかも」と思えるような気づきをもらえるんです。
まるで壁打ち相手ができたみたいな感覚でした。
ChatGPTの基本的な使い方
最初に触ってみるとき、何をどう入力すればいいのか、ちょっと迷いますよね。
私も最初は「こんにちは」だけ入力して、何が起こるのか様子をうかがっていた記憶があります。
ChatGPTの使い方のコツは、「曖昧に聞かないこと」です。
たとえば、「おすすめの本を教えて」よりも、「30代女性向けで、気軽に読める自己啓発本って何かありますか?」といった具合に、条件を入れて聞くと返ってくる答えが具体的になります。
それと、途中で「あれ?なんか違うな」と感じたときは、遠慮なく言い直すことも大切です。
ChatGPTは怒ったりしませんし、むしろ「こういうふうに聞いてくれてありがとう」と言いたくなるような丁寧な返答をしてくれます。
私が最初に驚いたのは、料理のレシピを聞いたときでした。
冷蔵庫にある材料をいくつか入力しただけで、さっとレシピを提案してくれたのです。
思わず「すごっ」と声が出ました。
初心者におすすめの便利プロンプト



ここからは、実際に自分がよく使っている便利なプロンプトを紹介します。
もちろん、使い方は人によって違うので、あくまで「こんな聞き方もあるんだ」くらいの感覚で読んでもらえたらと思います。
たとえば、「商品説明文を考えたい」と思ったときは、「〇〇という商品の特徴をもとに、初心者向けにやさしい紹介文を300文字で作ってください」といったプロンプトがよく使われます。
文章の要約が必要なときは、「以下の文章を3行で要約してください。読み手は中学生を想定しています」と投げかけると、やさしい言葉でまとめ直してくれます。
議論やディスカッションの素材を作るなら、「〇〇について賛成と反対、両方の意見を300文字ずつ挙げてください」とお願いしてみるのもおすすめです。
語彙力を高めたいときには、「“やさしい”という言葉の代わりに使える表現を10個、カジュアルな会話向けに教えてください」と尋ねると、日常会話で使える表現をたくさん提示してくれます。
プレゼン資料の構成に困ったときには、「〇〇というテーマで5分のプレゼンをするとしたら、導入→展開→まとめの流れで台本を書いてください」と伝えると、スライドに使える内容をそのまま提案してくれたりします。
旅の予定を立てるときも便利で、「2泊3日で大阪観光。混雑を避けたルートで、地元民しか知らないグルメも入れてください」といった細かい条件をつけると、予想以上に細かく組まれた旅程が返ってきます。
子ども向けの読み聞かせストーリーが欲しいときは、「5歳の子が寝る前に読む、やさしいおばけの絵本を作ってください」と入力すると、あたたかくて夢のあるストーリーを即座に作ってくれます。
副業の仕事用
副業や仕事の相談にも役立ちます。
「今の収入に月5万円プラスしたい。在宅でできるアイデアを、向いている性格タイプ別に教えてください」と聞くと、意外なヒントがもらえることもありました。
学びの時間にも活用できて、「高校生に向けて、鎌倉時代の特徴を簡単に教えてください。イラストにできそうな例を入れてください」とお願いすれば、教科書とはちょっと違う視点で噛み砕いた説明が出てきます。
ちょっとユニークな使い方としては、「今日の運勢を、占い師になったつもりで面白く書いてください」と頼むと、思わず笑ってしまうような文章が返ってきて、それだけで気分転換になったりします。
このように、プロンプトを少し工夫するだけで、ChatGPTはかなり柔軟に、そして深く考えて答えてくれます。
「どんな聞き方をすれば一番いい答えが返ってくるか?」と考える時間自体が、自分の思考の整理にもつながっていくんですよね。
最初はぎこちなくても、少しずつ「問い方のコツ」が見えてくると、ChatGPTとのやり取りがどんどん面白くなっていくはずです。
ChatGPTを使いこなすために大切な考え方
便利そうだなと思っても、いまいち使いこなせていない…そう感じる人も多いようです。
実は私も、最初の1週間は使ったり放置したりの繰り返しでした。
その理由は、「ChatGPTが何をしてくれるのかイメージできていなかったから」だと思います。
AIという言葉が先行しすぎて、「使うには専門知識が必要だ」と勝手に思い込んでいたんですよね。
でも、ChatGPTって実は、雑談もOKなんです。
たとえば「今日なんだか気分が上がらないんだよね」と話しかけたら、「無理せずゆっくりしてくださいね」なんて返してくれたこともあります。
このやりとりが、ちょっとした癒しになりました。
それからというもの、「うまく使おう」と思うのではなく、「自分の代わりに考えてくれる相棒」みたいな感覚で接するようになったんです。
そうしたら自然と使う頻度も増えていって、いまでは毎日のように頼る存在になっています。
大切なのは、「きちんと話しかけること」です。ChatGPTはロボットではあるけれど、投げかける言葉によって返事のクオリティも大きく変わります。
雑に扱うと、やっぱり雑な返事になります。
ChatGPTで広がる日常の可能性
ある日、ふと思いついて「小学生でも読めるレベルで、戦国時代について教えて」とChatGPTに聞いたことがありました。
すると、難しい言葉を避けながら、でも内容はしっかり詰まった説明をしてくれたんです。
このとき、「勉強って、こんなふうに楽しくなるんだな」と感じました。
もし学生時代にこういうツールがあったら、きっと歴史ももっと好きになっていたと思います。
それから、自分の子どもに絵本を読み聞かせるとき、オリジナルのストーリーを作ってもらうこともありました。
「宇宙を旅する猫の冒険を、3歳向けに書いてください」とお願いしたら、すぐに夢いっぱいのお話を作ってくれて、子どもも大喜び。
こんなふうに、暮らしの中にすっと溶け込んでいく使い方ができるのも、ChatGPTの魅力です。
ChatGPTを使いながら見えてくる“自分の思考のクセ”
ChatGPTと話していると、意外と自分の思考パターンにも気づくことがあります。
「あれ?また同じような質問をしてるな」とか、「言い方がまわりくどいかもしれないな」とか。
自分の言葉が、AIという鏡に映って返ってくる感覚です。
これは少し不思議な体験でした。
と同時に、文章力や質問力が自然と鍛えられているのでは、とも感じました。
特にフリーランスでライターをしている自分にとっては、この効果はありがたかったです。
ChatGPTを使いこなすことで、単に作業が効率化するだけでなく、自分の内面にまで光を当ててくれる。
そんな気づきをもらえたのは、正直予想していなかった展開でした。









まとめ



最初はただのツールだと思っていたChatGPTが、いまでは日々の生活や仕事の中で手放せない存在になっています。
もちろん完璧ではないし、答えがズレていることもあるけれど、それすらも含めて「人間らしさ」を感じられる瞬間があります。
大事なのは、「正しく使おう」と肩ひじを張るのではなく、「ChatGPTとどう付き合うか」を考えることだと思います。
うまく使えば、日常の困りごとや不安が、少し軽くなるかもしれません。
これからChatGPTを使い始める人にとって、この記事がちょっとした入り口になれたらうれしいです。
誰かの代わりに考え、言葉をくれる存在。
それがChatGPTの本当の魅力なのかもしれません。
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