正直、最初は「そんな簡単に稼げるわけないよね」と思っていました。
ブログなんてやったことないし、そもそもAIを使うって何?と戸惑うことばかり。
でも、子どもが小学校に行っている間の時間をうまく使えたら…と、どこかで副業にチャレンジしたい気持ちがくすぶっていたのも事実です。
そんな中で見つけたのが「AIを使った副業ブログ」という言葉でした。
パソコンが特別得意というわけでもない、何か特別なスキルがあるわけでもない、そんな私がAI副業ブログを始めてから月1万円を達成するまでにやってきたこと、つまずいたこと、そして続けるためのコツを、赤裸々にお伝えしたいと思います。
AIなんて難しそう…と感じる人ほど、読んでもらえたらうれしいです。
AI副業ブログとは?

AI副業ブログという言葉を聞いた時、最初に浮かんだのは「ロボットが勝手に記事を書いてくれるのかな?」という漠然としたイメージでした。
でも実際に触ってみると、それとはちょっと違いました。
私が最初に使ったのはChatGPTでした。ブログのネタを相談してみたり、文章のたたき台を出してもらったり。
文章が苦手という自覚があったので、こうした“土台づくり”がAIでできることに感動したのを覚えています。
でも一方で、AIが出してくれる文章って、どこか“よそ行き”だったり、“誰でも言いそう”な表現が多かったりして、なんだかモヤモヤすることも多かったです。
これはあとになって気づいたことですが、AIに「おまかせ」しすぎると、どうしてもテンプレート的な内容になってしまうんですよね。
このモヤモヤを解決するためにやったのが、「自分の言葉を上からかぶせていく」という作業でした。
たとえば、ChatGPTに「主婦ができるAI副業の例を出して」と聞いて、返ってきた中から“自分が経験したことがあるもの”だけを選び、自分の体験や気づきを追加していくんです。
AIの提案を軸にしても、そこに自分の生活感やリアルな感想を入れることで、文章が一気に“自分のもの”になる感覚がありました。
このやり方に慣れてきてから、ようやく「AIを使う副業ブログ」の形が見えてきました。
主婦が副業ブログで月1万円を目指す3つの転換点



いきなり収益が出ると思って始めると、肩透かしを食らうのがブログの世界です。
私も最初の2か月間は収入ゼロ。
書いても書いても誰にも読まれず、空に向かってしゃべってるような感覚でした。
でもそこでやめなかったのは、いくつかの気づきが“転換点”になってくれたからです。
キーワードに“生活の悩み”を重ねたこと
最初は、自分の興味や好きなことだけで記事を書いていました。
AIって面白いし、書きたいことも山ほどあったからです。
でもある時、アクセス解析で「ブログ 稼げない 主婦」というキーワードからの流入があることに気づきました。
その瞬間、「ああ、読んでる人は、情報より“気持ちの共有”を求めてるのかもしれない」と思いました。
そこからは、自分の生活の中で感じた悩みや違和感に焦点を当てるようになりました。
検索してくる人の心の温度に寄り添うようなキーワード選びが、ようやくできるようになった気がします。
テーマを「主婦×AI×ブログ」に絞ったこと
AIって、とにかくできることが多すぎます。
最初のころはあれもこれも手を出して、結果としてどの方向にも深掘りできていませんでした。
画像生成、音声変換、翻訳…。気がつけば、「なんのブログ?」って自分でも思ってしまうほど、ごちゃごちゃしていたんです。
そこで思い切って、「主婦がAIを使って、ブログで収益を出す」という一点に絞りました。
これが予想以上に反応が良く、アクセスも自然と伸び始めました。
自分の立場に合ったニッチなテーマを掘ることで、ようやく「読まれるブログ」になり始めたんです。
「人の心が動いた瞬間」を記事にしたこと
AIを使っていると、どうしても情報が中心になりがちです。
でも、読まれていたのは、ツールの使い方よりも「私自身がどう感じたか」「どんな壁にぶつかったか」でした。
たとえば、「ChatGPTに何度話しかけても、納得のいく提案が出てこなかった日」の話とか、「Midjourneyで子どもの似顔絵を描いたら全然似てなくて凹んだ」とか。
そんな、小さな気持ちの揺れがある記事の方が反応が良かったんです。
情報を伝えるだけじゃ、心は動かせない。
読んでくれる人の感情と、自分の感情が、どこかでふっと交わる瞬間が必要なんだと思いました。
ブログを続けるために必要だったのは?
ブログを続けるのって、正直、想像以上に気力を使います。
特に仕事や育児、家事をこなしていると、ブログなんてどこに時間を取ればいいのか分からなくなる。
自分も、最初はそれで何度も諦めかけました。
でも、“家庭と共存する形でのブログ運営”という考え方を見つけてから、少しずつ無理なく続けられるようになったんです。
静かな夜が自分だけの“作業時間”になった
家族が寝静まったあと、リビングの照明を間接照明だけにして、ノートPCを立ち上げる。
キーボードのカタカタという音と、マグカップの湯気だけが動く、静かな時間。
あの時間帯が、ブログを書く上での“自分の居場所”になっていました。
でももちろん、毎晩そんな穏やかなテンションではいられません。
子どもが発熱して看病でくたくたな夜。
仕事で理不尽な出来事があった日。家の片付けが全然終わらずに力尽きた日。
そういう日は、思い切って「今日は書かない」と決めることにしていました。
その代わりに、ChatGPTにだけは話しかけてみる。
「今日、こんなことあったんだけど、どう思う?」と気楽に打ち込んでみる。
そうしてAIと対話しているうちに、ふと「やっぱりこれ、記事にしたいな」と思える瞬間が訪れるんです。
自分の“熱量”を見失わないことが支えだった
SNSを開けば、「ブログで月10万円達成しました!」という投稿が流れてきます。
あれを見るたびに、「自分は月1万円すら稼げていない」と焦ることもありました。
でも、他人の温度に巻き込まれても仕方ない。
大事なのは、自分がどのくらいの熱量でやるかということ。
僕が最初に立てた目標は、「ブログで月1万円」。
大きな夢ではないかもしれない。
でも、その1万円で叶えられることを、ひとつひとつ具体的に想像してみたんです。
たとえば、子どもと一緒にちょっと贅沢な外食をする。
夫婦でコーヒー豆を買って、休日の朝にゆっくり飲む。
気になっていた育児本を買ってみる。
そんな些細だけど確かな“余白”が、家庭にあたたかさをくれると気づいたとき、「この1万円、バカにできないな」と思ったんですよね。
父親目線での“AI活用”がブログの原動力になった
AIは“収益ツール”というより、“伴走者”のような存在でした。
何も思いつかない日も、AIがポンとアイデアを出してくれたおかげで、「ゼロ」を「1」にできた。
これは父親として日々忙しく過ごす中で、ものすごくありがたいことだったんです。
AIが書けない日を「前向きな時間」に変えてくれた
「今日はブログ、全然書けなかったな」って思う日ってありますよね。
以前の僕は、そんな日を“失敗”だと感じていました。
でも、AIと関わるようになってからは、「今日はAIと話したからOK」という風に、自分なりの“合格ライン”を引けるようになりました。
たとえば、「最近、育児で困ってること」をChatGPTに投げてみたり、「この間の休日、こんなことがあったんだけど、どこにブログのネタがあると思う?」と相談してみたり。
文章としてアウトプットできない日でも、内側ではちゃんと動いてる。
そういう“感覚の積み重ね”が、結果的に継続の力になったと思います。
ブログが“生活の感度”を上げてくれるようになった
最近では、洗濯物を干しながら「この洗濯ミス、ネタになるな」と思う瞬間が増えました。
子どものお迎えのときに見た風景。
スーパーでのちょっとした気づき。仕事で感じたもやもや。
そういった日常の“ノイズ”が、ブログを書く目線で見ると、全部ネタに変わるんです。
ChatGPTにそれを話してみると、「じゃあ、こういう切り口はどう?」と新しい視点を提示してくれたりする。
結果として、AIに助けられながら、自分の生活の“解像度”が上がっていく。これはブログをやってみないと分からない変化かもしれません。
男性がAI副業ブログで月1万円を目指すなら「生活×視点×継続」
もし、今「ブログやってみたいけど、文章が苦手」とか「本業が忙しくて時間が取れない」と感じている男性がいたら、声を大にして伝えたいです。
AIは、書けない日の“逃げ道”にもなるし、書ける日の“後押し”にもなってくれます。
毎日が忙しくて、ブログに向き合う時間が少なくてもいい。
大切なのは、「生活の中に1ミリでも書けそうな余地」を作ることだと思います。
その積み重ねが、「月1万円の収益」という“家庭に寄り添う目標”にきちんとつながる実感が、今の自分にはあります。
まとめ



副業ブログで月1万円を目指す道のりは、派手さはないけれど「生活を少し変える力」を持っています。
大切なのは、いきなり収益を求めすぎず、自分のペースで“生活とつながった情報発信”を続けること。
主婦ならではの視点や体験は、それだけで十分に価値があります。
ジャンルを絞ること、読まれる悩みに寄り添うこと、そして自分の体験を軸にすること。
AIは頼れる相棒として、気持ちがのらない日でもそっと背中を押してくれる存在になります。
毎日少しずつ、生活の延長線上で記事を書くことで、「月1万円」は現実的なゴールになっていきます。
焦らなくていいし、完璧を目指さなくていい。
自分のリズムを信じて、コツコツ積み上げていく。それが、主婦ブログ副業のいちばんの近道です。
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