SNSを使っていると「Xって何?」という疑問を持つ方も減ってきているのではないでしょうか。
この記事では、X(旧Twitter)とはどういうサービスなのか、基本的な使い方から投稿の仕方、楽しむコツまでを初心者向けに丁寧に解説していきます。
これからXを使ってみたいという方も、最近名前を聞いたばかりの方も、安心して読み進めてください。
Xとは?旧Twitterとの違いをやさしく解説
X(旧Twitter)は、かつてのTwitterが名称変更して生まれた新しいSNSの形です。
2023年にイーロン・マスク氏が買収した後、アプリの方向性が大きく変わり、「X」という新名称が採用されました。
見た目はTwitterと似ていますが、将来的にはSNSの枠を超えた「スーパーアプリ」として、決済機能や音声通話などの統合も予定されています。
XはただのSNSではなく、情報収集・発信のプラットフォーム、コミュニケーションの場、さらには経済活動の拠点へと進化していくことが目指されています。
なぜ「X」に名前が変わったのか?
Xという名称は、イーロン・マスク氏が長年あたためてきたブランド構想の一部です。
マスク氏は「すべてを統合するアプリ=X」を作りたいと考えており、その第一歩としてTwitterを買収・改名しました。
ただの名前変更ではなく、SNSの機能に留まらない方向性を示す戦略的な意味があります。
彼の過去の企業「X.com」や「SpaceX」にも見られるように、「X」はマスク氏にとって特別な意味を持つ文字であり、今回の改名にもその思想が反映されています。
旧Twitterとの主な違い
基本操作やタイムラインの構成は大きく変わっていません。
ただし、「ツイート」は「ポスト」、「リツイート」は「リポスト」という表現に変わるなど、細かな点でアップデートされています。
また、X Premiumと呼ばれる有料機能が導入され、認証バッジや広告収益の分配など、新しい仕組みが加わりました。
今後はAIチャットや送金機能などの追加も噂されており、より多機能なサービスへと進化する見込みです。
Xの始め方|登録からプロフィール設定までの流れ
これからXを始めたいという人も安心してください。
登録はとても簡単で、スマートフォンやPCから数分で完了します。
使い始める前に基本設定をしておくと、より快適にXを楽しめるようになります。
アカウント作成の手順
まず、Xのアプリをスマートフォンにインストールするか、PCから公式サイトにアクセスします。
登録にはメールアドレスまたは電話番号を使用し、認証コードを入力することでアカウントが作成されます。
ユーザー名やパスワードの設定後、すぐにタイムラインの閲覧が可能になります。
このとき、ユーザー名(@から始まる名前)は他のユーザーとのやり取りで使われる大切な識別名になるので、自分に合ったものを設定しておきましょう。
初期設定とプロフィールの整え方
登録後は、プロフィール画像と自己紹介文を設定しましょう。
フォロワーが最初に見る情報なので、顔がわかるアイコンや簡潔な説明を入れると信頼感が増します。
自分の興味や投稿内容の方向性も書いておくと、共通の関心を持つ人にフォローされやすくなります。
また、カバー画像や位置情報、ウェブサイトリンクなども追加しておくと、より個性が伝わりやすくなります。
プロフィールは「あなたがどんな人かを伝える名刺代わり」と考えて丁寧に作りましょう。
基本的な使い方|投稿・フォロー・いいねの仕組み
Xでは、自分の意見や日常を自由に発信できるだけでなく、他のユーザーとの交流も楽しめます。
ここでは基本的な使い方を順番に紹介します。
ポスト(投稿)の方法
画面下にある「+」ボタンをタップすると、新しいポストを作成できます。
140文字以内のテキストに加えて、画像や動画、リンクを添付することも可能です。
ポストにはハッシュタグ(#)を使って話題性を持たせたり、他のユーザーの名前を@でメンションしたりすることで、より多くの人に届きやすくなります。
また、投稿の公開範囲を変更したり、予約投稿を設定できるなど、意外と高機能なのもポイントです。
日記のように使ったり、ビジネス告知に活用したりと、用途は人それぞれです。
フォローとフォロワーの関係
気になるユーザーがいたら「フォロー」することで、その人のポストが自分のタイムラインに表示されるようになります。
逆に、自分がフォローされた場合は「フォロワー」として表示されます。
フォロー・フォロワーの関係は双方向である必要はなく、興味のある人を気軽にフォローするのがXのスタイルです。
また、フォローした相手がX Premiumに登録している場合、有料コンテンツを楽しめる「サブスク機能」もあります。
これにより、クリエイターや専門家からより深い情報を得ることもできます。
いいねとリポストの活用
他の人の投稿に共感したり、面白いと思ったときは「いいね」や「リポスト」でリアクションを取ることができます。
リポストにはコメントをつけることもでき、自分の意見を加えながら紹介できます。
こうしたリアクションは、投稿者との距離を縮めるきっかけにもなります。
さらに、投稿を「ブックマーク」しておくことで、あとから読み返すことも可能です。
情報を効率的に活用するための機能も充実しています。
Xをもっと楽しむための使い方のコツ
基本操作に慣れてきたら、Xをもっと楽しく便利に使っていくためのコツを押さえておくと良いでしょう。
おすすめのアカウントを見つけたり、特定の話題を追いかけたりすることで、日常に役立つ情報や新しいつながりが広がっていきます。
ハッシュタグで話題を追う
ハッシュタグ(#)は、特定のテーマやイベント、トレンドを見つけるのに便利な機能です。
たとえば「#地震」「#ドラマ名」「#今日の天気」などで検索すると、同じ話題について語っている投稿が一覧で表示されます。
リアルタイムでの情報収集や参加型のイベントにも活用できます。
毎日更新される「トレンド」欄をチェックすれば、世の中の話題も一目で把握できるので、ニュースアプリの代わりとして使っている人も多くいます。
リスト機能を使って情報を整理
フォローが増えてくると、タイムラインが賑やかになりすぎてしまうこともあります。
そんなときは「リスト機能」を使うと便利です。
リストを作成して、特定のユーザーだけの投稿をまとめて見ることができるため、ニュース、友人、趣味などカテゴリごとに情報を整理できます。
さらに、他人が作った公開リストをフォローすることも可能で、自分でリストを作らなくても有益な情報源を得られます。
ミュートやブロック機能も活用しよう
SNSは自由な場だからこそ、自分の心地よい使い方をすることが大切です。
見たくない投稿がある場合は「ミュート」、迷惑なユーザーに対しては「ブロック」機能を使うことで、快適な環境を保てます。
無理をせず、自分のペースで使うことが長続きの秘訣です。
他にも「センシティブな投稿を非表示にする」「通知の種類を細かく設定する」といった配慮機能も用意されています。
安心・安全に使うための仕組みも、日々アップデートされています。
まとめ
Xは情報発信やコミュニケーションの場として、幅広い世代に利用されているSNSです。
旧Twitterからの進化により、より多機能で多目的に使えるサービスとなっています。
初めてでも登録や基本操作は簡単で、自分に合ったスタイルで楽しめるのがXの魅力です。
まずは気軽にアカウントを作成し、気になる投稿に「いいね」してみるところから始めてみてください。
今後も機能はどんどん進化していくと見られており、XはSNSの未来を形づくる存在になるかもしれません。
自分のペースで、無理なく、でも好奇心を持ってXの世界に飛び込んでみましょう。
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