4人に1人が「AIの勧め」で買い物する時代!物欲はもう自分のものではないのか

4人に1人が「AIの勧め」で買い物する時代!物欲はもう自分のものではないのか

神奈川新聞が報じた調査によると、AIのレコメンドをきっかけに商品を購入した経験がある人が26%に達したそうです。

4人に1人が、AIに勧められた商品をそのまま買っている計算になります。

数字だけ見ると静かな変化ですが、日常の風景を思い浮かべると、これはかなり大きな転換点かもしれません。

わたしは買い物は検索して比較して決める派でした。

それでも、ネットショップで「あなたへのおすすめ」と表示される商品をつい開いてしまうことはあります。

そこにAIが関わっていると意識した瞬間、少しだけ背筋が伸びました。

知らないうちに選ばされているのではないか。そんな感覚が一瞬よぎります。

今回は「AIの勧めで買い物をする人が26%に」というニュースをきっかけに、AIレコメンドの実態と心理、そしてこれからの消費行動について、自分の視点も交えて考えてみます。

 

目次

AIが決めてくれる買い物は、もう特別ではない

4人に1人が「AIの勧め」で買い物する時代!物欲はもう自分のものではないのか

AIレコメンドは昔からありましたが、ここ数年で「AIが決めてくれる」ことへの抵抗感が急速に薄れてきたと感じます。

 

「検索」から「提案」へ

以前のネットショッピングは、キーワードを打ち込み、価格を比較し、レビューを読み、最後は自分で決める流れが基本でした。

たとえば「ワイヤレスイヤホン おすすめ」と検索して、ランキング記事をいくつも開き、スペックを見比べていました。

時間もかかりますし、どれが正解か分からないままタブだけが増えていきます。

ところが今は、ログインした瞬間にトップ画面に表示される「あなたにおすすめの商品」が目に入ります。

過去の閲覧履歴や購入履歴をもとにAIが選んだ商品です。

その中から一つを選ぶ。検索という行為をしないまま、購入まで進むケースも珍しくありません。

この変化は小さく見えて、実は大きいです。

検索は自分の意思で動きますが、提案は受け身です。

自分で探すのではなく、提示された中から選ぶ。

この差は想像以上に大きい。

26%という数字は、その受け身の買い物が当たり前になりつつある証拠でしょう。

 

「迷わなくていい」

AIレコメンドが広がる背景には、単純な便利さがあります。

迷わなくていいのです。

ネット上の商品は多すぎます。

似たような性能、似たような価格帯、似たようなレビュー評価。

比較するだけで疲れてしまうこともあります。

自分はブログを書くとき、テーマが決まらないと手が止まります。

どの記事を書くか迷っている間に時間だけが過ぎていく。

そこでAIにタイトル案を出してもらうと、選択肢が整理されて一気に進みます。

迷いが減ると行動が早くなる。買い物でも同じ構図でしょう。

AIが「これがあなたに合っています」と出してくれれば、選択肢は数個に絞られます。

その中から決めるだけです。

思考の負担が減る。

この軽さが、AIレコメンドを後押ししているのだと思います。

 

 物欲はどこから生まれているのか

4人に1人が「AIの勧め」で買い物する時代!物欲はもう自分のものではないのか

AIの勧めで買い物をする人が増えているという事実は、物欲の出どころについても考えさせます。

 

欲しいと思った瞬間は本当に自分の意思か

ある日、SNSを眺めていると、急にデスク用ライトが欲しくなりました。

理由ははっきりしません。

関連動画が何本も流れ、作業効率が上がると紹介され、部屋がおしゃれになると強調されていました。

数時間後には通販サイトで価格を確認していました。

この「急に欲しくなる」感覚は、自分の内側から湧いたものなのか。

それともアルゴリズムに背中を押された結果なのか。

境界線は曖昧です。

AIは行動履歴や閲覧時間を分析し、興味を持ちそうな商品を提示します。

気づけば、興味がある人間として扱われ、その通りの行動を取っている。

少し不思議な循環です。

26%という数字は、単なる購入経験の割合に過ぎません。

しかし、その裏には「欲しい」という感情の生成プロセスが変わりつつある現実があります。

自分で探して見つけた欲望と、提案を受けて芽生えた欲望。

その違いを意識する人は、どれくらいいるのでしょうか。

 

「AIに選んでもらう」ことへの安心感

一方で、AIに選んでもらうことに安心感を覚える人も増えています。

レビューが何千件もある商品より、「あなたの傾向に合っています」と言われた方が納得しやすい。

データに基づいているという理由だけで、説得力が生まれます。

自分はブログ記事を書くとき、AIに構成案を出してもらうことがあります。

最終的に修正するのは自分ですが、土台があるだけで安心感が違います。

ゼロから考えるより、たたき台がある方が気持ちが軽い。

買い物でも同じでしょう。

AIが選んだ商品は、なんとなく失敗しにくい気がする。

実際にデータ上は精度が高いのかもしれません。

ここで問題になるのは、安心感が判断力の代わりになっていないかという点です。

安心だから選ぶ。深く考えずに選ぶ。

その積み重ねが習慣になると、物欲の主導権は少しずつAI側に寄っていきます。

 

AIとどう付き合うかで消費の質が変わる

AIレコメンドを否定するのは簡単ですが、完全に切り離すのは現実的ではありません。

重要なのは距離感です。

 

主導権を握るのは誰か

自分はブログを始めた当初、記事を書くのが本当に苦手でした。

見出しを作るだけで一日が終わることもありました。

AIを使うようになってから、記事の量産ができるようになりました。

ただし、すべてをAI任せにすると、自分の言葉が消えてしまいます。

そこで、必ず体験談や独自の視点を加えるようにしています。

買い物でも同じです。

AIの提案をきっかけにしても、最終判断は自分で行う。

なぜ欲しいのか、今必要なのか、他の選択肢はないかを一度だけでも考える。

この一手間が、消費の質を変えます。

AIに支配されるのか、AIを道具として使うのか。

違いはわずかな意識の差かもしれません。

ですが、その差は積み重なると大きくなります。

 

まとめ

AIの精度は今後さらに上がるでしょう。

音声アシスタントに話しかけるだけで、日用品が自動で届く世界も現実味を帯びています。

買い物の手間は減ります。

その代わり、選ぶという行為そのものが縮小していきます。

便利さと引き換えに失うものは何か。

自分はそこに少しだけ興味があります。

ブログを書く中で、AIが提示した案をそのまま使うと、文章は整いますが、妙に平坦になります。

手直しを重ねると、少しだけ熱が入ります。

買い物も似ているのではないでしょうか。

時間をかけて選んだ商品は、手元に届いたときの感覚が少し違います。

4人に1人がAIの勧めで商品を購入する時代です。

数字はこれから増えるかもしれません。

大切なのは、AIに選ばれる消費者になるのか、AIを使いこなす消費者になるのかという点です。

物欲がどこから生まれ、誰が育てているのかを、たまには立ち止まって考えてみる。

そんな余白があってもいいでしょう。

AIレコメンドは悪者ではありません。

便利で合理的です。

ただ、便利さに流され続けると、いつの間にか自分の選択の理由を説明できなくなるかもしれません。

自分はブログでAIを使いながら、その線引きを毎回探っています。

買い物でも同じです。

AIに勧められた商品をカートに入れる前に、一呼吸置く。

その一瞬が、これからの消費の鍵になるのかもしれません。

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